森保J唯一の大学生MF田中駿、香港戦でA代表デビューへ意気込む「積み重ねてきたものを出したい」

[ 2019年12月12日 05:30 ]

香港戦に向けた練習の後、笑顔を見せる田中駿
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 大学生、そしてLCCから成り上がる。E―1選手権に出場しているサッカー日本代表は11日、白星発進を飾った中国戦から一夜明け、釜山市内で調整。14日の第2戦香港戦ではメンバーを入れ替える可能性がある中、MF田中駿汰(22=大体大)はA代表デビューへと意気込んだ。格安航空会社(LCC)の航空機で韓国にやってきた大学4年生が、自らをアピールして東京五輪へと名乗りを上げる。

 中国戦から一夜明けた練習場に、ボールを必死に追う田中駿がいた。初陣は出番がなかったものの、中3日で迎える香港戦でメンバーを入れ替えることになれば、A代表デビューを飾る可能性も。森保ジャパン唯一の大学生が抱負を口にした。

 「自分がやってきたことを出すこと。出場できればA代表は初ですけど、気負わず、自分が積み重ねてきたものを出したい」

 東京五輪世代の22歳。G大阪ジュニアユースから同ユースに昇格できず、履正社高、そして大体大へと進んだ。大学で守備力を培って頭角を現し、今年5月のトゥーロン国際大会でU―22日本代表に初選出。「半年前は考えてもいなかった」という五輪が、徐々に目標へと変わってきた。

 森保監督の期待も大きく、今回はついにA代表に初招集された。ただ、関西空港から釜山へと向かう飛行機としてアテンドされたのは、まさかの格安航空会社(LCC)。利便性や搭乗時間などを日本サッカー協会が配慮した中で、関西空港の第2ターミナルから飛び立ち、戦いの地に降り立った。

 それでも、成り上がってきた22歳は「アンダーの代表とは違った刺激がある。いろんなことが自分の成長につながっている」と笑顔を見せる。「このチームの一員という気持ちだし、ピッチに立てば年齢は関係ない。プレッシャーはあるけど緊張はしていないんで、自分がやってきたことを出せたら」。大舞台への切符をつかむため、次の香港戦でアピールへと打って出る。

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