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清水 MF楠神順平と契約更新せず 今季6試合0得点「まだサッカーを続けるつもり」

[ 2019年12月12日 15:49 ]

清水のMF楠神順平
Photo By スポニチ

 J1の清水は12日、MF楠神順平(32)と来季の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを決定したと発表した。

 滋賀県出身の楠神は野洲高3年の時に1学年下の元日本代表MF乾貴士(31=エイバル)らとともに滋賀県初の全国高校サッカー選手権制覇を達成。同志社大を経て2010年に川崎F入りし、同年5月5日のG大阪戦では後半26分から途中出場して3分後のプロ初ゴールから一気にハットトリック達成の離れ業を演じて“神”と称された。2013年にC大阪、2016年に鳥栖へとチームを変え、2016年7月にはウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)に完全移籍。2018年に清水入りしたが同年8月にJ2山形に期限付き移籍し、今季から清水に復帰していた。リーグ戦の通算成績はJ1が129試合10得点、J2が26試合3得点。今季はJ1で6試合0得点だった。

 楠神はクラブを通じてコメントを発表。「2年間ありがとうございました。なかなかチームに貢献することが出来ず、チームやサポーターの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも最終節のアイスタの雰囲気、景色は最高でした」とした上で、今後については「まだサッカーを続けるつもりなので、どこかでプレーしている姿を見てもらえるよう頑張ります。本当にありがとうございました」と現役続行を希望した。

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2019年12月12日のニュース