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森保J、中国戦分析 近い位置でプレー 好機生んだ森島&遠藤

[ 2019年12月12日 05:30 ]

E-1選手権

10日の中国戦、ドリブルで攻め込む遠藤
Photo By スポニチ

 国内組で挑む今大会は五輪世代との融合がテーマになる。先発ではMF橋岡、遠藤、森島の3人がAマッチデビュー。その中でも左でプレーしたシャドーの森島、左サイドの遠藤からの攻撃が機能した。

 先発両シャドー、左右MFの平均プレー位置とパス交換エリアをピッチ図に表した。左サイドは森島、遠藤と近いポジションなのに対して、右の鈴木と橋岡は距離がある。近くでプレーすることによってパスがつながり、2組のパス本数は左(森島←→遠藤)34本、右(鈴木←→橋岡)14本と左サイドが倍以上。シュートアシスト(シュートに直結するパス)全8本中、左の2人からは4本で、チャンスを演出した。

 また、森島の総パス本数は54本。全て味方につないで、成功率は100%。02年6月以降の国際Aマッチで50本以上のパスを全て成功させたのは森島が初めて。同じシステムを採用している広島と同じ位置で、持ち味を存分に発揮した。 

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