FC東京 ロスタイム夢散…クラブ史上初のACL8強届かず

[ 2016年5月25日 05:30 ]

<上海上港・FC東京>敵地で上海上港に敗れ、サポーターにあいさつするFC東京イレブン。左端は城福監督

ACL決勝トーナメント1回戦第2戦 FC東京0―1上海上港

(5月24日 上海運動場)
 FC東京があと一歩のところでクラブ史上初となるACL8強入りを逃した。24日に上海上港(中国)との決勝トーナメント1回戦・第2戦をアウェーで戦い、GK秋元陽太(28)ら守備陣が奮闘するも終了間際に0―1で敗れた。引き分け以上なら無条件で突破だったが、2戦合計2―2で並ばれアウェーゴールの差で惜しくも敗退となった。

 上海の悲劇というしかない、信じられない結末だった。後半ロスタイムに入った直後。シュートのこぼれ球を中国代表FW武磊に押し込まれた。地元サポーターが歓喜に沸く中、必死の反撃を仕掛けたが時間が短すぎた。目を真っ赤にして会見場に現れた城福監督は「受け入れがたい結末。ただ選手には“お疲れさま、胸を張って日本に帰ろう”と言いたい」と気丈に振り返った。

 前半からホームで今季公式戦7勝3分けと無敗を誇る相手に、一方的に攻められた。それでも秋元がゴールマウスに立ちはだかった。前半31分の武磊、同32分のエウケソンの立て続けのヘディングシュートはいずれも外にはじきだし、サイドからのクロスも果敢な飛び出しで再三の好セーブ。失点場面も好セーブで一度は弾いたが、不運もあり決められた。責任感の強い秋元は「弾きどころをしっかりしていれば…」と責任を背負い込んだが、この日ピッチで間違いなく一番光っていた。

 敵地で戦った4月の1次リーグ、江蘇蘇寧戦。試合前日は冒頭15分の公開だったが、非公開後も関係者らしき中国人がスタンドに多数入り、カメラを回す者もいたという。今回、城福監督はセットプレーなどを国内で確認。後半39分から導入した5バックもひそかに準備し、前日の練習では布陣さえ組まない徹底ぶりだったが、勝利の女神はほほ笑まなかった。ボランチ米本は「この経験をもう一回するためにもJリーグで頑張りたい」と悔しさをバネに低迷するリーグ戦での巻き返しを誓った。

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2016年5月25日のニュース