財政難ギリシャ国民に希望「引き分けは双方にとって良い結果」

[ 2014年6月20日 10:26 ]

 「両者共にチャンスをつないだ」。サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会、日本対ギリシャ戦は引き分けだったが、1次リーグ突破の望みは2チームとも残り、財政難のギリシャ国民には希望を与える結果となった。観戦していた市民や在留邦人らは両チームの善戦を称賛した。

 大型スクリーンが設置された首都アテネのショッピングモールには20日午前1時からの試合開始にもかかわらず、市民ら約150人が集まり声援を送った。

 「生き残りを懸けた重要な試合」。フォーティス・ニトロプロスさん(25)は熱心に応援。「経済危機で落ち込んだ国民を元気づけられる」。友人らと喜びを分かち合った。
 日本人の母とギリシャ人の父を持つダマリティ・エレニさん(39)は仲間と日本の勝利を願った。「引き分けは双方にとって最も良い結果だった」と笑顔で話した。

 自宅のテレビで観戦したギリシャ駐在3年目の林健太郎さん(38)=長野県飯田市出身=も「日本がゴールを決めきれなかったのは残念だったが、平和で一番良い決着。最後まで楽しみが増えましたよ」と喜んだ。(共同)

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