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香川 まさかの先発落ち…途中出場も結果残せず「これがW杯」

[ 2014年6月20日 11:38 ]

後半、ゴール前で顔を覆う香川。左は岡崎

W杯1次リーグC組 日本0―0ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 初戦コートジボワール戦で振るわず、まさかの先発落ちとなった香川は、後半12分から途中出場したが、結果を残せなかった。

 数的優位の状況でピッチに送られると、積極的にボールに絡み、ドリブルで中央に切れ込む場面も。後半23分には右サイドに絶妙なパスを通し、内田のクロスから大久保の決定的なシーンも生まれたが、自らもシュートが打てずゴールは遠かった。

 試合後、最後にミックスゾーンに現れた香川は「こんな結果は望んでなかった」とぼう然とした表情。か細い声で「これがW杯。厳しい舞台なので次に勝つためにやりたい」と言うと、スタッフに促される形で立ち去った。

 10年W杯南アフリカ大会では最終登録メンバーから外れる悔しさを味わい、その後は欧州の舞台で着実に成長した背番号10。今大会に向けては「やり残したことは全くない」と意気込んだが、悔しさだけが残る2試合を終えた。

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