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遠藤 ボール保持率上げて「チャンス多くつくりたい」

[ 2014年6月20日 05:32 ]

<日本代表練習>コーンを飛び越えダッシュする遠藤

W杯1次リーグC組 日本―ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 大一番で“黄金の輝き”を見せる。唯一の3大会連続W杯出場となる遠藤は、ギリシャ戦を控えた公式練習でも普段通りマイペースで体を動かした。高温多湿な気候の中で迎える一戦。「走らされると面倒なことになる。できるだけ自分たちがボールを持ってチャンスを多くつくりたい」とイメージを膨らませた。

 99年世界ユース選手権(現U―20W杯)ナイジェリア大会で準優勝を成し遂げ、多くの選手が飛躍を遂げた黄金世代。あれから15年がたち、今でも日本代表でプレーするのは遠藤だけとなった。その大会では、カメルーンとの初戦に逆転負けを喫してから決勝進出。当時を振り返り「初戦に負けましたけど過去は過去ですね」と素っ気ないが、対アフリカ勢に逆転負けという状況は、コートジボワールに敗れた今大会と酷似している。

 国際Aマッチ歴代最多キャップを誇るなど、多くの経験を重ねてきた。「あしたは勝たなければいけないし、勝てば自力で上に行く可能性も出てくる。しっかり勝ち点3を獲れれば」。磨き上げてきたパスワークで、背番号7が日本にリズムをもたらす。

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