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1トップ濃厚の大久保「早めに」得意の位置で初得点を

[ 2014年6月20日 05:32 ]

<日本代表練習>明るい表情の大久保(手前)とザッケローニ監督

W杯1次リーグC組 日本―ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 1トップでの先発が濃厚なFW大久保は、W杯初得点に照準を合わせた。ギリシャ戦前日のミーティングでは映像を使い、相手最終ラインの弱点をチェック。コートジボワール戦後は本田、香川、岡崎ら攻撃陣を集めて連係面の確認も行った。

 17日の練習では主力組の1トップに入り、入念に準備を進めているが「ビデオを見ても、その通りにはならない。プレーしながら穴を見つけたい」と強調。相手の出方を見極めて試合の中で柔軟に対応する考えだ。

 取材エリアに設置されたテレビで、前回覇者スペインの1次リーグ敗退を確認。今大会は波乱や逆転勝利が多いだけに「波乱が多いのは、どの国も力の差がないからだと思う。チャレンジャーの気持ちを忘れずに、自信も持つことが大事」と大一番を見据えた。

 「最初から点をいっぱい取るつもりでは入らない。まずは早めに1点。取れれば次を目指す」。逆転での1次リーグ突破へ向け、最も得意とするポジションで暴れる。

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