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日本、10人ギリシャとスコアレスドロー 最終戦に決勝T進出懸ける

[ 2014年6月20日 08:52 ]

ギリシャとスコアレスドローに終わり、天を仰ぐ本田(AP)

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第8日は19日(日本時間20日)、1次リーグが行われ、C組の日本(FIFAランク46位)はナタルでの第2戦でギリシャ(同12位)と対戦。前半に相手MFの退場で数的優位を得たがゴールを奪えず、0―0の引き分けに終わった。日本は1分け1敗で勝ち点1となり、2大会連続の決勝トーナメント進出へわずかに望みをつないだ。24日(同25日)の1次リーグ最終戦でコロンビアと対戦する。

 逆転負けを喫した初戦のコートジボワール戦の先発メンバーから2人を入れ替え。香川真司(マンチェスターU)、森重真人(FC東京)が外れ、大久保嘉人(川崎F)と今野泰幸(G大阪)が起用された。

 日本は立ち上がりから積極的に相手ゴールに迫り、前半19、21分にはFW大迫勇也(1860ミュンヘン)が立て続けにシュート。同28分には本田圭佑(ACミラン)がエリア手前中央のFKで直接ゴールを狙い、ボールは枠に飛んだがGKの好セーブに阻まれた。38分、ギリシャMFカツラニス(PAOKサロニカ)がMF長谷部誠(ニュルンベルク)を倒して2枚目のイエローカードを受け退場となり、日本が数的優位に。その後もボールを支配して優位に試合を進めるも、得点を奪えず0―0で前半を終えた。

 日本は後半開始から長谷部に代えてMF遠藤保仁(G大阪)を投入。11分には大迫に代わって香川が出場して右サイドに入り、岡崎慎司(マインツ)がワントップとなった。同23分には香川のパスに反応したDF内田篤人(シャルケ)がエリア右からファーサイドに折り返し、大久保がシュートを放ったが枠外。決定的なチャンスを逃し、スタンドからはため息がもれた。

 その後も内田、長友佑都(インテル・ミラノ)が左右からクロスを入れて好機をつくるも得点を奪えず。43分には絶好の位置でFKを獲得し遠藤が直接ゴールを狙ったが、得点にはつながらず、0―0で試合終了のホイッスルを聞いた。

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