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次戦に期待も…気持ち整理つかず帰国するサポーターも

[ 2014年6月20日 23:03 ]

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本代表がギリシャと引き分けた翌日の20日朝(日本時間同日夜)、試合があったナタルの市内や空港では、気持ちの整理がつかないまま帰国するサポーターがいる一方、3戦目に望みをつなぐ声も聞かれた。

 ビーチリゾートで有名なナタルの海岸には、試合前は日本のユニホームを着た人が目立ったが、試合から一夜明けた朝、日本人の姿はほとんど見かけない。

 「もやもやした気分が続いている。今日帰国なので、気分を変えたくて海岸に来た」と話すのは、名古屋市の会社員青野聡さん(31)。「せっかく応援してくれたブラジルの人に、日本は弱いと思われたのが悔しい」と表情は晴れなかった。

 横浜市の会社員広瀬徹さん(38)は、この日もユニホーム姿で海岸を散歩。「最後まで日本を見せつけたいから着ている。3戦目も応援するので、選手には頑張ってほしい」とコロンビア戦での奮起を期待した。

 ナタルの空港では疲れ果てたファンの姿も。北九州市の会社員柴山直樹さん(34)は「相手の方が一枚上手。友達の中には、3戦目のチケットを持っていても見に行かない人もいる」と苦笑いした。(共同)

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2014年6月20日のニュース