不安残るボランチ守備…終盤こそ生きる遠藤のスーパーサブ起用

[ 2014年6月8日 10:45 ]

国際親善試合  米国・タンパ

(6月6日 日本4―3ザンビア)
 W杯では遠藤をスーパーサブに起用すべきではないか。暑熱対策を兼ねた指宿、フロリダ合宿を経て事前の強化試合も3戦を終えた。昨年11月のベルギー戦から国際Aマッチは5連勝中と、数字だけを見れば順調に見える。だが、特にザンビア戦で課題が浮き彫りとなったのがボランチの守備力だ。

 コスタリカ戦でそうだったように前半は山口、青山という“ガツガツ系”の鋭い出足が相手を苦しめた。強豪国との対戦が続くW杯では、立ち合いのぶちかましで主導権を握るケースは多い。相手の攻撃をいなし、一気に好機をつくる遠藤のパスは大きな武器だ。だが、それは敵に疲労の見える終盤こそ生きるはず。実際、ここ6戦中4戦で遠藤は途中出場に回り、好結果をもたらしている。

 気掛かりなのは1トップがしっくり決まっていない点。ザッケローニ監督は対戦相手に応じて柔軟に起用する姿勢を示しているが、起用法を見ると優先順位は柿谷が上位だが、本来の切れがない。現状では大迫、大久保の方が明らかに状態は上だ。テストは全て完了した。これまでの実績や経験を加味するのはもちろんだが、指揮官には旬な選手の抜てきを期待したい。

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