守乱…致命的3失点 長友イラッ「このままじゃ勝てない」

[ 2014年6月8日 05:30 ]

<日本・ザンビア>後半、ノーマークでゴール前に飛び込まれる日本

国際親善試合  米国・タンパ

(6月6日 日本4―3ザンビア)
 拭い去っておきたかった守備の不安はむしろ肥大した。仮想コートジボワールの一戦。アフリカ人特有のパワー、スピードの前にDFがまたも崩壊した。右ふくらはぎの張りで一時は欠場の可能性もあった中、強行出場した長友は「きょうのサッカーでは間違いなくコートジボワールには勝てない。一から引き締めないとW杯は一つの祭りに終わってしまう」といら立ちを隠せなかった。

 前半9分、左サイドを揺さぶられ、ゴール前に入ったクロスに対し、内田の対応が遅れる。「(ボールの)コースが変わって難しかった。しようがないと思うけどああいうところで防げれば」と内田。だが開始早々の失点には試合に入る準備段階にも問題があった。「フワッと試合に入ってしまった」(長友)。「前半はチームとしてダラッとしていた」(内田)。言い訳のできないミスだ。

 CKから決められた前半29分の2失点目、後半44分、最後の3失点目は、いずれもアジアレベルでは経験のない強烈なミドルレンジからの一撃だった。今野は「身体能力が高く、足も伸びる。中盤で数的優位をつくられたし、回された。予測できない ドリブルもある。後半は落ちて来るので前半は我慢しない  と」と振り返った。

 明らかにその対応に苦慮したドリブルは、個々の能力がザンビア以上のコートジボワール戦ではさらに脅威になる。ラインを高く保とうとしたが、前線からのプレスが利かず中盤で前を向かれるシーンが目立った。アフリカ勢は後半になれば運動量が落ち、組織的なプレーにほころびも出る。だからこそ前半の「我慢」は必須条件となる。

 内田は試合後、選手間で修正点を話し合ったことを明かした。コスタリカ戦から中3日、暑熱対策を兼ねたフロリダ合宿では、その間も練習の負荷が落ちず、状態はベストではなかった。だが、それを差し引いても3失点はW杯に向け大きな不安材料。

 「修正できるか?ではなく、修正しないとダメです」

 長友の言葉に危機感が漂っていた。

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