×

C大阪指揮官 柿谷&南野に「あれではW杯では活躍できない」

[ 2014年5月14日 05:30 ]

<広州恒大・C大阪>後半、柿谷は相手DFの股を抜く技ありシュートを放つ

ACL決勝トーナメント1回戦・第2戦 C大阪1―0広州恒大

(5月13日 中国・天河ス)
 C大阪は13日、敵地で広州恒大(中国)との第2戦を1―0で制したものの2戦合計2―5で敗退した。ホームでの第1戦を1―5で落としていたため大量得点が必要だったが、W杯日本代表のFW柿谷、MF山口、予備登録メンバーに入ったFW南野ら多くの主力は軒並みベンチスタート。

 ポポヴィッチ監督はルーキーDF小谷をプロ初先発させるなど大幅にスタメンを変更する“仰天采配”に打って出た。後半4分にFW永井のクロスがオウンゴールを誘発して先制。15分に山口と南野、34分には柿谷を投入したが、追加点は奪えなかった。

 ポポヴィッチ監督は「点を取らせないことも大事だった。点を取るために前掛かりにすればいいというわけじゃない」と説明したが、8強進出には最低5点が必要な状況だっただけに疑問の残る采配となった。柿谷は短い出場時間で動き回り、ゴールポストに嫌われる惜しいシュートもあったが、指揮官の見方は厳しかった。「(柿谷と南野は)きょうは貢献できていなかった。あれではW杯では活躍できない」。指揮官も選手も不完全燃焼のまま今季のACLは幕を閉じた。

続きを表示

2014年5月14日のニュース