麻也 左膝OK 21日スタート合宿は「頭から行ける」

[ 2014年5月14日 05:30 ]

成田空港に到着した吉田は日本代表に選ばれた喜びを語る

 不動のセンターバックが、全快宣言だ。W杯ブラジル大会に出場する日本代表に初選出されたDF吉田麻也(25=サウサンプトン)が13日、成田空港着の航空機で帰国。左膝じん帯損傷で実戦から離れていたが、驚異的な回復を見せて21日の鹿児島合宿初日からフルメニューをこなすことを明かした。主将のMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)、MF清武弘嗣(24=同)、FW大迫勇也(23=1860ミュンヘン)も一斉に帰国した。

 ザックジャパンの守備の要が、ゴーサインだ。帰国した吉田は「(鹿児島)合宿の頭からいける。(ケガは)大丈夫です」と言い切った。3月25日の練習中に左膝を負傷。全治6週間と診断されたが、合宿初日から全メニューをこなす。国内最終戦の壮行試合キプロス戦(27日、埼玉)で公式戦復帰が濃厚となった。

 視界良好だ。オーバーエージ枠で出場した12年ロンドン五輪の直前にも右膝を負傷した経験があるが「ロンドンの時よりだいぶ良い。あの時より時間があった」とリハビリに専念できたことを強調。既に対人の練習もこなしている。11日のマンチェスターUとのリーグ最終戦は「ベンチに入ると思っていた」。ベンチ外に終わったが、ピッチに立つ明確なイメージはできていた。

 吉田の実戦復帰が早まることで、“要注意人物”対策にいち早く着手できる。1次リーグ初戦で激突するコートジボワールには、今季マンチェスターCのボランチでリーグ優勝の立役者となったヤヤ・トゥーレがいる。今季リーグ3位の20得点と絶好調で「イングランドで活躍している。まずはそこを抑えないといけない」。吉田は昨季の13年2月9日にリーグ戦で直接対戦し3―1で勝利しているが、攻守の要を封じる対策時間が増えることは日本にとって好材料だ。

 2度の五輪を経験している吉田は、初戦の重みを知っている。初戦黒星を喫した08年北京五輪は3連敗で1次リーグ敗退。逆に、ロンドン五輪は優勝候補のスペインを1―0で撃破し、4強にまで躍進した。「初戦はW杯のキーになる試合。短期決戦は初戦が全て」。開幕まで残り1カ月。驚異的な回復を見せた吉田が、強固な守備を模索する。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「コパ・アメリカ(南米選手権)」特集記事

2014年5月14日のニュース