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韓国 朴智星が引退会見「膝が耐えられない」 

[ 2014年5月14日 17:21 ]

 サッカーの韓国代表で主将を務め、2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会ではアジア初のベスト4進出に貢献した朴智星(33)が14日、韓国の水原で記者会見し「膝の状態が次のシーズンを耐えられないと判断した」と現役引退を発表した。

 「三つの肺を持つ男」とたたえられた豊富な運動量と得点力を兼ね備え、主にMFで活躍した。Jリーグ京都ではチームを天皇杯全日本選手権優勝に導いた。02年W杯では1次リーグのポルトガル戦で決勝点を挙げ、韓国を率いたヒディンク監督に誘われてPSVアイントホーフェン(オランダ)に移籍。05年にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に加入し、準優勝だった09年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝ではアジア人選手として初めて出場した。

 11年のアジア・カップを最後に代表から退いた朴智星は「2月から引退を考えていた。きのうもきょうも涙を流すことはなかった。後悔は全くない」と語り、7月に韓国の元アナウンサーと結婚することも明らかにした。

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2014年5月14日のニュース