俊輔、決意の背番10 自ら志願12年ぶりエースナンバー

[ 2014年1月20日 05:30 ]

10番の新ユニホームを着た横浜のMF中村(左は榎本、右は兵藤)

 横浜は19日、横浜市の日産グローバル本社で新体制発表会見を行い、MF中村俊輔(35)が02年以来12年ぶりにトリコロールの背番号10を背負うことになった。10年にスペイン1部エスパニョールからチームに復帰後は25番だったが、自らを奮い立たせるためにエースナンバーに返り咲くことを志願。プロ18年目のシーズンは歴史ある番号とともに、全タイトル獲得を目指す。

 今季所属選手の背番号がスクリーンに映し出されると、会場がどよめいた。日産グローバル本社内の日産ホールにいた574人、そしてギャラリー大型画面のパブリックビューイングに集まった約1000人のファンの視線が「10番中村俊輔」の文字に注がれた。中村が横浜で10番を背負うのはプロ3~6年目の99~02年以来12年ぶり。当時も25番から10番への変更で「3年目につけさせていただいた時と気持ちは全く変わらない」と表情を引き締めた。横浜の背番号10はJ創設期に木村和司氏が背負った栄光のナンバー。12年までは小野裕二がつけたが、13年のSリエージュ移籍により空き番となっていた。中村にとっては02~05年に所属したセリエAレジーナや日本代表でも背負った思い入れの強い番号で「重みのある番号。そのプレッシャーを受け入れたいとクラブにお願いした」と志願したことを明かした。

 昨季リーグは最終節で首位から陥落して痛恨のV逸。今季はリーグ優勝すれば、新たにスポンサー契約を結んだイタリア客船会社「コスタクルーズ」から全選手、コーチ陣に豪華クルーズ旅行をプレゼントされることも決まった。クラブはリーグ、ACL、天皇杯、ナビスコ杯、ゼロックススーパー杯の5冠を目標に掲げ、新シーズンに懸ける思いは強い。中村は「10番もそうだけど、クラブの歴史をしっかり受け継いでいけるように、上位に食い込みたい」と決意。昨季リーグMVPのレフティーには背番号10がよく似合う。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「コパ・アメリカ(南米選手権)」特集記事

2014年1月20日のニュース