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3連覇グイッ!常盤木学園 貫禄の10発大勝で8強入り

[ 2014年1月13日 05:30 ]

<常盤木学園・鳴門渦潮>2得点の活躍を見せた常盤木学園・伊藤(左)

 第22回全日本高校女子サッカー選手権(スポニチ後援)は22回戦8試合が行われ、ベスト8が決まった。3連覇を目指す常盤木学園(宮城)はU―19女子日本代表FW伊藤美紀(3年)の2ゴールなどで鳴門渦潮(徳島)に10―0と大勝した。13日には準々決勝4試合が行われる。

 前半5発、後半も5発。3連覇を狙う常盤木学園が鳴門渦潮から10得点を奪うド派手なゴールラッシュ。女王の貫禄を見せつけ、準々決勝へと駒を進めた。

 前半に5人で5得点を挙げて迎えた後半、魅せたのはU―19女子日本代表、ヤングなでしこのFW伊藤だ。21分、相手DF陣が内側に固まっているところで外に開くと、中央から出たパスに合わせて1点目。8分後の同29分には、味方のシュートを相手GKがこぼしたところを詰めて押し込んだ。マルチゴールの活躍だが「あと1点取ってハットトリックを決めたかった」と欲張ってみせた。

 チームは6―0と快勝した11日の1回戦・本庄第一(埼玉)戦と合わせて、2戦16発と勢いに乗る。13日の準々決勝では昨夏の全国高校総体ベスト4・作陽と対戦。伊藤は「一本一本、大切に決めていきたい」と2戦連発を意気込む。DF岡倉海香主将(3年)は「無失点に抑えるのは当然。一戦一戦変わらぬ気持ちで戦いたい」。3年連続の頂点まで圧勝で突っ走る。女王の快進撃は止まらない。

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2014年1月13日のニュース