攻め勝つ!富山第一 5戦13発攻撃陣で星稜ゴールこじ開ける

[ 2014年1月13日 05:30 ]

得点王を狙う富山第一FW渡辺は練習でシュートを放つ

 全国高校サッカー選手権は13日に改修前最後となる東京・国立競技場で決勝が行われ、初優勝を懸けて富山第一(富山)と星稜(石川)が対戦する。富山第一は現在4ゴールで得点ランク首位タイのFW渡辺仁史朗(3年)を筆頭に4選手が複数得点をマーク。今大会5試合13得点と好調な攻撃陣全員が得点王を競いながら、無失点を続ける堅守の星稜ゴールをこじ開ける。

【得点ランキング トーナメント表】

 得点王は俺だ!俺だ!俺だ!1試合平均2・6得点を誇る富山第一の攻撃陣は、初優勝だけでなくタイトルも狙っている。現在、長谷川(神戸弘陵)と並んで得点ランク首位の渡辺は「単独で得点王になりたい。自分が決めて星稜の無失点記録を止めます」と宣言した。1トップの渡辺は50メートル6秒0の快足で、抜群の飛び出しからゴールを狙うOB柳沢(仙台)タイプ。県大会5試合で12得点を決めたストライカーは「DFの裏にボールを出してくれれば決めます」と言い切った。

 渡辺だけではない。2列目の右MF西村は3点をマークし、トップ下で大塚監督の次男・翔主将、ボランチ細木も2得点。「西村も得点王を狙っている」と渡辺が警戒すれば、大塚も「ハットトリックで得点王になれる」とニヤリ。全員が得点の意欲満々で、都内での最終調整ではシュート練習に時間を割いた。

 武者修行が攻撃力アップのきっかけだった。大塚監督が指導者留学した縁で昨年3月にイングランド遠征を敢行した。プレミアリーグ・ウェストハムなどの下部組織と3試合で1勝1分け1敗。「大きな相手とプレーして、自分の持ち味はスピードだと思った」と渡辺が言うように、チーム全員がハイプレスからの堅守速攻が武器と実感した。ベンチ入り25人中23人が地元出身。スター選手不在でも、走り続ければ勝てると信じてきた。

 改修前最後の国立決戦。「北陸対決で地味なカードだけど、最高の試合にしたい」と大塚主将。最後は富山第一らしく、ど派手な花火を打ち上げる。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「南野拓実」特集記事

2014年1月13日のニュース