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“父子鷹”で全国制覇の大塚監督「僕には99人の子供がいる」

[ 2014年1月13日 16:39 ]

決勝の延長後半に交代し、富山第一の大塚一朗監督(左)と抱き合う息子の翔主将

第92回全国高校サッカー選手権大会決勝 富山第一3―2星稜

(1月13日 国立)
 夢にまで見た初優勝を果たした富山第一の大塚監督は、「うちは富山の選手がほとんど。田舎の選手でもできるんだということを証明できて良かった」と声を震わせた。

 後半40分まで0―2と絶体絶命の状況から土壇場での同点劇。後半48分に同点PKを冷静に決めたのは、大塚監督の次男で主将の大塚翔(3年)だった。だが、次男との“父子鷹”で果たした日本一について話を振られると、大塚監督は「僕には99人(の子供)がいると思っている。息子、娘たちと一緒に(主将が)優勝旗を掲げるのを見たい」と感慨深げな表情。「富山県民の皆さん!やりました!!」と声を張り上げ、県民と喜びを分かち合った。

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