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狙い通りの先制弾 パク・チュヨン 兵役免除にホッ「最初から目的だった」

[ 2012年8月11日 10:06 ]

<日本・韓国>日本を破り喜ぶク・ジャチョル(13)ら韓国イレブンと、肩を落とし引き揚げるGK権田(手前左)

ロンドン五輪サッカー男子3位決定戦 韓国2―0日本

(8月10日 カーディフ)
 韓国は「カウンターで倒そうと思った」(キ・ソンヨン)という狙いが的中して、初のメダルを手にした。

 前半38分、カウンターからパク・チュヨンが日本DF3人をかわし、右足で先制ゴール。後半にもGKからの素早い攻撃で加点した。守備では快足FW永井を素早く囲んで“足”を封じ、ここまで2戦連発の大津の球際を厳しく詰めた。

 勝負に徹した洪明甫監督は「難しい試合だったが、選手たちは素晴らしいプレーを見せた」とイレブンを称賛。メダル獲得は兵役免除につながるが、パク・チュヨンは「最初から目的だった」という。昨季までプレーしていたモナコで10年間の居住許可を獲得し、兵役延期が許可されたことから国内で批判が出ていただけに「仲間に感謝したい」と話した。

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