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中学年代の受け皿つくる「沢プロジェクト」実現へ

[ 2012年8月11日 06:00 ]

<日本・米国>銀メダルを胸に川澄(左)と笑顔で話す沢

ロンドン五輪 サッカー女子決勝 日本1-2米国

(8月9日 ロンドン)
 沢は引退後を見据え、温めてきた構想実現へ動き始めている。日本の女子で長年課題とされてきた中学年代の受け皿をつくる仮称「沢プロジェクト」だ。W杯後に契約した10社以上のスポンサーと協力し私立中学校をターゲットに女子サッカー部設置を働き掛ける。

 指導者として元代表選手を派遣し、企業も自社商品の販売機を置くなどのメリットを得られる。日本中学校体育連盟の全国大会出場を目指すほか、将来的に全47都道府県に部ができれば、沢プロジェクトの全国大会も開ける。北京五輪直後は見向きもされなかった構想だという。

 自身が指導者になることについては「私は感覚の女。教えるのは難しい」と話しており否定的。テレビ解説者やキャスターへの転身にも関心はないという。

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2012年8月11日のニュース