【中山記念】ヒシイグアス本格化!堀師、重賞連覇の4連勝へ「軌道に乗ってきた」

[ 2021年2月25日 05:30 ]

併せて追い切るヒシイグアス(左)(撮影・西川祐介)
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 春の中山開幕週のメイン「第95回中山記念」の最終追いが24日、東西トレセンで行われた。美浦では、破竹の快進撃を続けるヒシイグアスが、Wコースで本格化を示す動きを披露。3連勝で中山金杯を制した上がり馬が、2戦連続の重賞制覇を狙って中山記念に照準を合わせてきた。

 今週も堀厩舎の馬が主役を張る!先週のフェブラリーSをカフェファラオで制した同厩舎が、今週は中山記念にヒシイグアスをスタンバイ。

 朝日に照らされた青鹿毛の馬体がピカピカに輝いている。Wコースに姿を現したヒシイグアスは、2馬身先行するエスコバル(3歳1勝クラス)を追いかける形でスタート。3~4角で内に潜り込むと、コーナリングを利して一気に差を詰める。直線は僚馬の脚色に合わせるように余力たっぷりに併入。馬なりで5F68秒5~1F12秒6。好調持続をアピールする動きだった。

 堀師は「1週前の息遣いが荒かったので、日曜にウッドチップで追い、直前は足りなければ補うつもりでしたが、反応、身のこなしが良かったので、しまいまでやる必要はありませんでした」とコメント。18日の1週前追いはWコース3頭併せの真ん中で負荷をかけられ、しまい強めに追われて5F67秒0~1F12秒5。21日の日曜追いは馬なりで5F73秒4~1F14秒5と調整され、予定通りきっちりと仕上がった。

 中山金杯は1番人気に応えて快勝。首差とはいえ、好位から抜け出す着差以上の強さだった。師は「馬混みの中でリズム良く走れず、向正面で外から押し込められる不利がありました。そこで気持ちが途切れずに走り切った馬を褒めてあげたい」と評価。その後はここを目標に在厩で調整された。「いったん緩めると緩さが目立つ馬なので、コンスタントに乗り込んで、早め早めに仕上げて調整してきました。まだ走りのバランスなどの課題はありますが、トモの緩さは取れています。軌道に乗ってきた感はあります」と確かな手応えを感じている。

 中山は本格化前の3歳時にスプリングSで5着に敗れたが、それ以外は【3・2・0・1】と連を外していない得意舞台。「走り慣れた中山の距離ですが、今回は開幕週の馬場を意識した乗り方になると思います」と師。昨年の関東リーディングトレーナーは先週カフェファラオなど2勝を挙げ、同7位に浮上。常勝軍団が軌道に乗ってきた。

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2021年2月25日のニュース