武豊 4年ぶりJRA年間100勝!“生涯現役”へ「親子以上の年齢差がある後輩と盛り上げていきたい」

[ 2019年11月24日 05:30 ]

<京都8R>スマートアルタイルで勝ち、年間100勝を達成した武豊騎手(撮影・亀井 直樹)
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 武豊は京都8Rをスマートアルタイルで勝ち、15年以来、4年ぶり22度目のJRA年間100勝を達成した。50代での達成は増沢末夫(引退、90年=当時53歳)、岡部幸雄(引退、01年=同53歳、00年、98年)に次ぐ史上3人目。

 「年間100勝は久しぶりなのでうれしい。今年は順調に乗ってくることができた。期待に応えたい思いでやってきた」と笑顔。ボードを手にする後輩をバックに「親子以上の年齢差があるが…。僕もしぶとく乗って彼らと競馬を盛り上げていきたい」と生涯現役をアピールした。

 50代での最多勝は00年岡部(同52歳)の103勝で、このペースなら突破が確実。22回の年間100勝は2位岡部の13回を大きく引き離し、3位の横山典弘(11回)、4位の蛯名正義、福永祐一(10回)も寄せ付けない。「まだまだ、これで満足というわけではない。ベストを尽くして、もっと頑張らなければ」と鉄人は自らに言い聞かせるように語った。

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