【ジャパンC】スワーヴリチャードV マーフィー騎手「自分の夢が叶った」「日本の馬が世界一強い」

[ 2019年11月24日 15:58 ]

<ジャパンカップ>ウイニングランをする(5)スワーヴリチャードに騎乗したマーフィー(撮影・森沢裕)
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 国際招待競走「ディープインパクトメモリアル 第39回ジャパンカップ」(G1、芝2400メートル)は24日、東京競馬場で行われ、マーフィー騎乗のスワーヴリチャード(牡5=庄野厩舎)が優勝、G1・2勝目を飾った。2着にカレンブーケドール、3着にワグネリアンが入った。

 重馬場の道中はダイワキャグニーとダンビュライトがハナを争う展開。最終コーナーを経て先頭集団が直線に入ると、最内から脚を溜めていたスワーヴリチャードが末脚をさく裂。1着でゴールした。

 勝ったスワーヴリチャードは父ハーツクライ、母ピラミマの血統。通算成績は18戦6勝。2018年の大阪杯以来の中央G1・2勝目。ジャパンCは昨年3着で雪辱を果たした。

 鞍上のマーフィーは、中央G1初勝利。管理する庄野師は、このレースが18年の大阪杯を勝ったスワーヴリチャード以来、中央G1通算2勝目。

 レース後、マーフィーは「ありがとうございます」と日本語で挨拶してから「世界的権威のあるジャパンカップを勝てたことに感謝している。自分の夢が叶って本当に嬉しい。ここまでの道のり、日本に来た目標が達成できて嬉しい」と笑顔。

 最内をついた展開に「カレンブーケドールの内の方を狙った。逃げている馬が疲れているのは分かっていたので、内をついた。日本の馬が世界一強いと分かっているので、それを皆さんに見せることができてよかった」と振り返った。

 「ファンの声援が凄くて、競馬場の雰囲気も最高。今後も日本に毎年のように来たいです」とファンに感謝のメッセージを送った。

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