【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】24日京都11R 2戦続けて京都遠征のハングリーベンを狙い撃ち

[ 2019年11月24日 08:00 ]

 土曜に京都競馬場で行われた京都2歳Sはマイラプソディが単勝1・5倍の圧倒的な支持に応えて重賞初制覇を飾った。直線で先に抜け出した2番人気ミヤマザクラを並ぶ間もなく抜き去って2馬身差。3着ロールオブサンダーはさらに3馬身後方で入線した。これで世代初の3戦無敗馬となったが、今年の2歳戦は大物感あふれる勝ちっぷりを見せる馬が多く、実にタレント豊富。来春のクラシックに向けて、これからいろいろな重賞で無敗馬たちの対決が見られる。どんな勢力図で本番を迎えるのか、非常に楽しみだ。

 本日の当欄では、ジャパンCの直前にゲートインする京都11R・オータムリーフSを取り上げたい。◎は2戦続けて京都へ遠征する関東馬ハングリーベン。今回と同舞台の前走は10番人気と全く注目されていなかったが、好位からしぶとく末脚を伸ばして3着。レコードで逃げ切ったモンペルデュには離されたが、2着タテヤマとはわずかに0秒2差だった。2勝目が京都、4勝目は阪神と、関東馬ながら関西圏での好成績が目立つタイプ。中4週なら連続遠征の疲れを不安視する必要はなく、前走で癖をつかんだ坂井が引き続き騎乗するのも心強い要素だ。

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2019年11月24日のニュース