【ドバイ国際競走】ネオ、能力発揮へ レイデオロ、結果残せる

[ 2018年3月28日 05:30 ]

芝コースで追い切るネオリアリズム
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 大挙14頭の日本馬が参戦する今年のドバイ国際競走は、31日にメイダン競馬場で開催される。愛馬会法人の強豪「キャロットクラブ」はシーマCにレイデオロ、ターフにネオリアリズムと2頭のG1ホースを送り込む。同クラブの秋田博章取締役(70)に意気込みを聞いた。そのネオとサトノクラウン(シーマC出走)の堀勢2頭は27日、メイダン芝コースで追い切りを敢行。本番への機運が高まってきた。

 ドバイに精鋭2頭を送り込むキャロットクラブ。取締役として陣頭指揮を執る秋田氏は、ノーザンファームの開業時から約20年にわたって場長を務めた。獣医の資格も持つ名ホースマンは、クラブ初のダービー馬となったレイデオロの素質を、早くから見抜いていた。

 「筋肉がとても柔軟。これは走るキングカメハメハ産駒の特長で、間違いなく走ってくれると思っていた。ソエ(管骨の痛み)に苦しんだ時期もあったが、能力さえ発揮すれば、との思いはずっと持っていた。ダービーは強かった。とても感激しました」

 4歳となった今春はドバイに照準を定めた。

 「大阪杯も視野に入れていましたが、やはり高い賞金が魅力でドバイへ。もちろんそれだけではなく飛行機で輸送して、違う環境に置いて、それでどれだけ能力を発揮できるのか見てみたいという気持ちは強い。ドバイ以降の目標は具体的には決まっていないが、国内でも結果を残して必然的に海外に行くしかないという状況になってくれれば。そのポテンシャルを秘めた馬だと思っている」

 もう1頭のネオリアリズムは昨春に香港でG1クイーンエリザベス2世Cを制した。

 「背腰に弱さがあった馬だが、だんだんと解消されるにつれ成績も上がってきた。(16年札幌記念で)モーリス(15年年度代表馬)に勝った馬。持っていた高い能力を発揮できるようになったということです」

 鞍上は香港Vの手綱を取ったモレイラに決定した。

 「乗り難しい馬なので、ジョッキーとの相性は重要。そういう意味では最高のジョッキーだと思う。あとは体調だけ。ドバイに到着後も状態はいいという報告を受けているし、いいレースをしてくれるはずです」

 今年は2頭で国内外のG1を席巻。そんな期待も抱かせつつ、日本から遠く離れた中東の地で、新たな夢へのスタートを切る。

 ◆秋田 博章(あきた・ひろあき)1948年(昭23)2月25日、北海道生まれの70歳。実家は新冠の秋田牧場で、幼少期より馬に親しむ。岩手大卒業後に獣医となり、80年に社台ファーム千歳(現社台F)に入社。94年のノーザンファーム創設時から場長。13年に同顧問。16年からキャロットクラブ取締役。

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