【大阪杯】ダンビュ、荒れぬ舞台を荒らす条件そろった

[ 2018年3月28日 05:30 ]

坂路で軽く調整するダンビュライト
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 過去の波乱パターンから穴馬をあぶり出す「激走馬 ロックオン」。“大阪杯男”の浜中と初コンビを組むダンビュライトが面白い。昨年の3冠は善戦止まりだったが、目下連勝中と覚醒ムード。内回り向きの器用さを生かして金星奪取だ。

 G1昇格初年度の昨年はキタサンブラックが1番人気に応えて快勝。元々、大阪杯はG2時代から大波乱のないレースで、過去20年で1番人気が11勝。5番人気以下が勝ったのは3回しかない。

 そのうちの1回が6番人気テイエムアンコールが勝った10年。断然の1番人気は前年にグランプリ両制覇を成し遂げた池江厩舎のドリームジャーニーだった。10年初戦の京都記念は3着止まりも12キロ増を使った上積みが見込まれたが、直線で伸びはしたもののアンコールを捉え切れず3着に終わった。舞台は直線が短い内回り。同じく始動戦3着のサトノダイヤモンドも差し脚質だけに過信はできない。

 一方、アンコールはこれが重賞初勝利。直前の中山記念で2着と好走していたが、不良馬場に加え勝ったトーセンクラウンに5馬身差をつけられたこともあり伏兵の域を出なかった。それまでの全5勝が1800、2000メートル、阪神でも芝2000メートルを含めて2勝。舞台適性にものをいわせ、道中4番手から力強く抜け出した。

 今年のメンバーで似ているのはダンビュライトだ。前走のAJC杯で待望の重賞初制覇。それでも昨年の皐月賞、ダービーで後塵(こうじん)を拝した同期がそろう今回は人気沸騰とはなりそうにない。M・デムーロからの乗り代わりもイメージ的にはマイナスだが、鞍上・浜中は実は買い!テイエムアンコールに加え12年にも6番人気のショウナンマイティをVに導いている。伏兵での大胆騎乗は魅力十分だ。

 ダンビュライトは器用な立ち回りが持ち味。前々走で同舞台のサンタクロースSを勝っており舞台適性も証明している。中団でけん制し合う有力馬を尻目に早め先頭からの押し切りなら好配当は確実だ。 

 ◆10年VTR ショウナンライジンの逃げで1000メートル通過60秒3の平均ペース。テイエムアンコールは道中は先行3頭からやや離れた4番手。4角で前に取り付いて直線で抜け出した。単勝1・2倍のドリームジャーニーは外上昇から直線で伸びたが、同じく外を伸びたゴールデンダリアに鼻差及ばず3着。

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