【岸和田・高松宮記念杯】前評判通りの安定感!無敵の平原

[ 2017年6月18日 05:30 ]

鉄壁の関東ラインで今年2回目のG1制覇に挑む平原
Photo By スポニチ

 平原康多が今年2回目のG1Vへ―。大阪・岸和田競輪場で開催中のG1「第68回高松宮記念杯競輪」(優勝賞金2890万円)は18日、最終日を迎え11Rで決勝戦が行われる。G1初の決勝戦に臨む吉田拓矢を先頭に平原康多―武田豊樹が続く関東ラインの先制が有力で平原と武田の関東黄金コンビのゴール前勝負が本線になる。一方、稲垣裕之―村上義弘の京都勢、新田祐大―成田和也の福島勢も侮れず、激戦が繰り広げられる。

 今年になっての絶対的な強さはどうだ。平原は最初のG1・2月全日本選抜競輪でVを飾ると、以後のビッグレース戦線でも確実に決勝戦に駒を進めている。安定して強い。まさに王者の走りだ。今大会も戦前から断然のV候補。初日の青龍賞では切り替えてのまくり、2日目の二次予選では、まくった郡司の上をさらにまくる圧巻の走り。何ら不安のない状態で迎えた東王座戦でも絶大な人気にしっかりと応えた。

 その東王座戦は吉田拓が強引に主導権を握り平原、武田が続く鉄壁の布陣。4番手に新田はいたが、負けられない展開だ。ただ心の中では葛藤もあった。

 「吉田君を残そう、1着は獲らないと。レースの難しさを感じました」

 直線は迫力の踏み込みで快勝。吉田は5着で決勝に進出と、結果は納得のできるものだった。

 過去、高松宮記念杯は、びわこバンクで2度のVを飾っている相性のいい大会。自力のパワーに加え、番手の走りも万全となればまさに無敵。V確率は限りなく高い。それでもさらにラインを強固にするため、経験の浅い吉田に「レースとしては失敗のレース。武田さんと一緒に指導します」と、吉田が力をさらに引き出せるようにアドバイスは惜しまない。

 さあ決勝戦、吉田がさらに強化された先行で平原、武田を引っ張っていく。まくってくる新田、稲垣を迫力のブロックで止めて直線一気の追い込み。通算8回目のG1Vを達成する。

 《山田英「必死で踏んだ」》11R西王座戦で山田英は、稲垣が三谷竜を叩いた上を最終2角からスパート。一度はけん制で止まりかけたが、再度踏み込み大外を一気に突き抜けた。5月のダービーに続きG1決勝進出。「車輪が入って転びそうになったが、4着までに入ろうと必死で踏んだ。次も決勝に乗ろうと決めて、こんなに早く結果が出て良かった」と話す。決勝戦はダービーの経験を生かした走りに注目だ。

続きを表示

「レパードS」特集記事

「エルムS」特集記事

2017年6月18日のニュース