【函館SS】開幕週で前残り馬場…先行馬と軽斤量馬に注意

[ 2017年6月18日 14:20 ]

まっさらな芝生の上で開催されている函館競馬
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 夏競馬の到来を告げる「函館スプリントS」(G3、芝1200メートル)が18日、函館競馬場11Rで行われる。春の高松宮記念(G1)を勝利したセイウンコウセイ(牡4=上原厩舎)の参戦で例年以上の盛り上がりを見せている。

 馬場状態は開幕週で前残り傾向が顕著。前日17日は7つの競走が芝コースで開催されたが、勝ち馬は全て逃げ・先行馬が占めた。JRA全10場のなかでもっとも直線の長さが短い函館競馬場(直線距離およそ262メートル)だけにその傾向に拍車がかかっている。

 函館SS出走有力馬で先行力に長けているのはシュウジ(牡4=須貝厩舎)とセイウンコウセイの2頭。2頭が牽制し合えば、単騎逃げが予想される人気薄イッテツ(牡5=斎藤誠厩舎)が逃げ粘る展開も十分にある。逆にハイペースになれば、中団待機・最軽量50キロの3歳牝馬ジューヌエコール(牝3=安田厩舎)がまとめてかわす場面が見られるかもしれない。

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2017年6月18日のニュース