×

365日 あの頃ヒット曲ランキング 2月

【1997年2月】Love Somebody/織田裕二withマキシ・プリースト 画期的なコラボ

[ 2012年2月12日 06:00 ]

 ★97年2月ランキング★
1 Everything(It’s you)/Mr.Children
2 FACE/globe
3 スカーレット/スピッツ
4 Red Angel/ポケットビスケッツ
5 白い雲のように/猿岩石
6 愛なんだ/V6、Coming Century
7 Love Somebody/織田裕二withマキシ・プリースト
8 YOU ARE THE ONE/TK PRESENTS こねっと
9 Don’t you see!/ZARD
10 Dear My Friend/Every Little Thing
注目ありがとう/井上陽水・奥田民生
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【Love Somebody/織田裕二withマキシ・プリースト】

 ドラマが予想をはるかに上回る大ヒット。そのおかげでエンディングに流れたこの曲も広く知られることになり、12枚出した過去のシングルと毛色が違うレゲエ調にもかかわらず、ヒットチャートに名を連ねた。

 フジテレビ系連続ドラマ「踊る大捜査線」で主演の織田裕二が歌った「Love Somebody」は、“レゲエ界の貴公子”と呼ばれた、イギリス出身のマキシ・プリーストとコラボレーションするという画期的な試み。作詞を織田とプリースト2人で担当。「ドラマも今までの刑事ドラマとはひと味違うものになりそうだったので、主題歌も新しい感じのものをという話になった。こういう“実験”は大好き」と織田。大物のプリーストも予想外に快諾し、周囲が考えつかなかった組み合わせでコラボが実現した。

 既にドラマがスタートしていた97年1月29日に発売。レコーディングは12月に行われたが、時期はちょうどクリスマス。その雰囲気がスタジオにも漂い、自然と明るく陽気な曲調へと変わっていった。結果、踊りだしたくなるような、気分が良くなるムードが満点の楽しげな1曲となった。

 プリーストは当時36歳。イギリスに移民したジャマイカ人の両親の影響を受け、幼い頃から教会で歌っていた。既に10代でプロのシンガーとしてお金を稼ぐようになっていたが、メジャーデビューは意外と遅く85年、24歳の時だった。

 プリーストを一躍有名にしたのが90年にリリースした「クロース・トゥー・ユー」。全米チャートで1位を獲得。甘い歌声で日本での公演も好評だった。

 プリーストのモットーの一つは「一人じゃ完璧なものはできない」。「2つの頭脳、3つの考えがあれば1つよりいいに決まっている。それが何度も何度も議論を重ねて作品が出来る。そうやって生まれたものは素晴らしい」。

 「Love Somebody」も織田ら日本人スタッフとワイワイやりながら誕生した。なるほど、聴いていてワクワクするような感じが伝わってくるのはそのせいだったのだ。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る