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365日 あの頃ヒット曲ランキング 2月

【1998年2月】Time goes by/Every Little Thing 1位ならずとも最大ヒット曲

[ 2012年2月24日 06:00 ]

 ★98年2月ランキング★
1 夜空ノムコウ/SMAP
2 ニシエヒガシエ/Mr.Children
3 SWEET HEART MEMORY/SHAZNA
4 明日が聴こえる/J―FRIENDS
5 FACE the change/Every Little Thing
6 winter fall/L’Arc~en~Ciel
7 ロマンス/PENICILIN
8 さすらい/奥田民生
9 1/3の純情な感情/SIAM SHADE
10 願い事ひとつだけ/小松未歩
注目
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【Time goes by/Every Little Thing】

 96年にデビュー、97年に4枚目のシングル「For the moment」で1位になり、一気に売れっ子になった「ELT」こと「Every Little Thing」の8枚目のシングル。オリコンチャートでは1度もトップには立てなかったが、計113万枚のセールスを記録。ELTのナンバーで一番売れた曲だ。

 フジテレビ系ドラマ「甘い結婚」の主題歌。この年の1月7日に「Face the change」をリリースしてから、1カ月ちょっとの2月11日に発売。あまりに早いペースでの新曲発表だったが、ドラマ自体は1月からスタート。さわやかな曲調が多かったELTが、シングルでは初のバラードという意欲的な作品。声質から持田香織が歌いこなせるかどうか、心配する向きもあったが、気が付けばELTを代表する1曲となっていた。

 ELTのサウンドをプロデュースした、キーボードの五十嵐充は、夜中に無人になるスタジオを自由に使っていいという条件で、昼間はエイベックスの子会社のスタジオで電話番をしていたが、そこでプロデュサーに持田を紹介された。元アイドルグループに所属していたこともある持田がもう一度再デビューをしたいという意向を受け、五十嵐が作った曲を持田が歌ってデモテープを作成した。

 高校卒業を機に持田のソロデビューの話が持ち上がったが、エイベックスの社長であり、五十嵐を古くから知っている松浦勝人氏の勧めでグループを結成。ここにギターの伊藤一朗が加わった。実は伊藤、かつて五十嵐とは同じバンドに所属していた。解散後、一度は音楽の道から遠ざかったが、五十嵐の誘いでELTに参加した。

 「歌を歌うというより、音楽をやりたかった」という持田。確かにひょうひょうと歌う姿は、魂を込めて歌い込むといった雰囲気ではなかった。が、それがより聴く側の共感を得た。カラオケで歌える歌、として女子高生らに絶大な人気を誇り、CDが飛ぶように売れた。ELTが受け入れられた背景には、持田の普通っぽさがかなりのウエートを占めていた。

 

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