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365日 あの頃ヒット曲ランキング 2月

【1995年2月】DA.YO.NE/EAST END×YURI 日本初!ラップで大ヒット

[ 2012年2月5日 06:00 ]

 ★95年2月ランキング★
1 masquerade/TRF
2 HELLO/福山雅治
3 Just believe in love/ZARD
4 奇跡の地球/桑田佳祐&Mr.Children
5 DA.YO.NE/EAST END×YURI
6 CRAZY GONNA CRAZY/TRF
7 Poison/布袋寅泰
8 カローラIIにのって/小沢健二
9 もっと もっと…/篠原涼子 with t.komuro
10 二人は恋人/森高千里
注目あなたの世代にくちづけを/観月ありさ
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【DA.YO.NE/EAST END×YURI】

 ひょんなことからユニットを組み、出したCDが大ヒット。おまけにNHK「紅白歌合戦」にまで出場。めまぐるしい1年を3人は過ごした。

 ラップチームの「EAST END」に東京パフォーマンスドールにいた市井由理が合体して登場した「EAST END×(プラス)YURI」のファーストシングル「DA.YO.NE」が、北海道のFMから火が付きヒットチャートを急上昇。発売は前年の94年8月にもかかわらず、半年後には全国津々浦々で「だよねぇ だよねぇ」と連呼するラップのリズムが響き渡った。

 「DA.YO.NE」が大ヒットするちょうど1年前だった。94年2月、市井のソロコンサートに友人であるEAST ENDが出演。市井は初めてラップに挑戦し、コラボしたところ、観客のノリが想像以上に良く、これがきっかけとなりYURIとしてEAST ENDに加わった。

 米国のラップに影響を受けて英語で歌うのが当たり前だったが、大半が形だけまねるだけで何を歌っているのか、何を伝えたいのか分からないチームが多かった。EAST ENDも大差はなかったが、これを日本語で歌うようになってガラリと変わった。

 当初はそれほど評判にはならなかったが、曲が人気ロックバンド「シカゴ」のボーカル、ビル・チャンプリンが81年にジョージ・ベンソンに提供した「ターン・ユア・ライブ」にそっくりだったことが話題になった。EAST ENDはサンプリング(過去の音源などを引用して新しい曲をつくること)で、「DA.YO.NE」を世に放ち、思いもよらなかった北の大地から全国へと浸透していった。

 110万枚をセールスした「DA.YO.NE」に続き、「MAICCA~まいっか」も大ヒット。レコード店の店頭でキャンペーンをした際にわずか5人しかいなかったが、初の全国ツアーライブ初日には1000人以上が集まった。

 紅白出場も果たし「お経みたいな歌なんか…」と認めてくれなかった親も認めてくれたが、翌96年5月に6枚目のシングルを出した後、3人での活動をすっぱり止めた。日本にラップを広める、という志はかなったとは言い切れないが、結成から2年程度で風のように消えた印象に残るチームだった。

 

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