人気“ボキャブラ芸人” 忽然と姿消したきっかけのコンビを激白「全然俺なんかいる場所じゃない」

[ 2024年4月1日 22:59 ]

日本テレビ社屋
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 日本テレビ系「しゃべくり007 2時間SP」(後9・00)が1日、放送され、ある日突然、姿を消した「ボキャブラ芸人」が登場してスタジオを驚かせた。

 ゲストにお笑いトリオ「森三中」を迎えた特番。3人かレギュラー陣にゆかりがある人物8組が登場し、その関連性を当てるクイズ企画を実施した。その中の1人が、90年代にフジテレビ系で放送され、大人気を博したお笑い番組「タモリのボキャブラ天国」に出演していた、ピン芸人へらちょんぺさんだった。

 真っ先に気づいたのが、「ネプチューン」原田泰造だった。ヒントを聞いていくうちに、「分かった。芸人さんでしたよね?」と確信。「ちょっと待ってよ!みんな会ってるよ?」とひな壇に呼びかけた。すると、堀内健、「くりぃむしちゅー」上田晋也らが次々と記憶をよみがえらせた。

 へらちょんぺさんは当時、体を張った一発芸などが有名で、一時は20校の学園祭に呼ばれる人気者に。「ボキャブラ天国」にもたびたび出演していた、“ボキャブラ芸人”だった。

 しかし、あるきっかけで同番組への出演のチャンスを自ら断るようになったという。その理由は、当時「海砂利水魚」の名で活動していた、くりぃむの存在だった。

 「くりぃむしちゅーさんで初めて優勝した時があるんです。その時が、私がボキャブラから撤退した回だったんです」。芸人によるネタ対抗戦のような回で、「これは1回出ておこう」と出演したが、そこで自信喪失の出来事が起きたという。

 「自信を持ったネタを出したんですが、女の子たちにまったくウケなくて。これちょっと、違うところに来ちゃったなって。他の芸人さんが必死になってやってて、くりぃむしちゅーさんも一生懸命やってて、優勝されて、涙を流してらした。そんなちゃんとした人が涙を流されているんだから、全然俺なんかいる場所じゃないなと」

 当時は作ったネタを番組にファクスで流すのがルーティーンだったというが、「その日から流さなくなった」と打ち明けた。

 現在はテレビには出演しなくなったが、宴会などを盛り上げる余興芸人をやっているという。番組には、他に「BOOMER」「松本ハウス」、金谷ヒデユキ、スマイリーキクチ、幹てつやと、ボキャブラ芸人たちが集結。さながら同窓会の様子に、上田は「うわぁ…懐かしいなあ!」と喜んでいた。

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