「虎に翼」初回 オリラジ藤森慎吾が歓喜「念願」の朝ドラ初出演!主人公モデルと同じ明大出身 ネット反響

[ 2024年4月1日 12:00 ]

連続テレビ小説「虎に翼」第1話。ヒロイン・猪爪寅子のお見合い相手・横山太一郎役で朝ドラデビューを果たしたオリエンタルラジオの藤森慎吾(中央)(C)NHK
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 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(41)が1日にスタートしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)初回ラストにヒロイン(伊藤沙莉)のお見合い相手役でゲスト出演。朝ドラデビューを果たし「念願だった朝ドラの出演、しかも第1回に登場、うれしすぎます!!」と大喜びした。事前に告知はされていたものの、SNS上には驚きの声などが続出。主人公のモデルとなった日本初の女性弁護士・三淵嘉子氏と同じ明治大学出身の藤森が初回を彩り、話題を集めた。藤森は2日放送の第2話にも登場する。

 <※以下、ネタバレ有>

 女優の伊藤沙莉がヒロインを務め、向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第1話は、昭和6年・東京。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は父・直言(岡部たかし)母・はる(石田ゆり子)から次々とお見合いを勧められる。女学校卒業後は結婚し、子どもを産み、家庭を守るのが当然とされていたからだ。しかし、寅子は納得いかない。やりたいことはないものの、結婚も何かが違う。同級生の親友・米谷花江(森田望智)には「親不孝」と言われ、三度目の正直と意気込んだお見合いの席。寅子は調子に乗ってしまい…という展開。

 俳優としても数々のドラマや映画を彩ってきた藤森だが、朝ドラは今回が初出演。扮したのは、この3度目の見合い相手・横山太一郎役。横山は帝国大学卒業、貿易会社の米ニューヨーク支店に3年間勤務。エンパイアステートビルの写真に「米国人の悪趣味さがよく表れてますよ」「世界的不景気の始まりは、ウォールストリートの大暴落ですよ。それなのに、このご時世に世界一の高さを誇るためだけのものを建設するなんてね」と語った。

 寅子「今やるべきはそこではないと思いますね、確かに。先の大戦から、我が国も世界と取引をして経済を伸ばしてきましたが、これからはまず、自国に目を向ける必要があるのかもしれませんね」

 直言「申し訳ない、知ったようなことを。娘は私と毎朝、新聞に目を通すのが日課でして」

 横山「素晴らしい!私はね、結婚相手とは様々な話題を共に語り合える、そんな関係になりたいんです」

 寅子「(うれしそうに)でも私は、がむしゃらに一番を競い合う無邪気な闘争心も、時に人生にも必要…」

 対等に尊敬し合える人が理想の寅子。おしゃべりが止まらない。

 横山は「君!」と立ち上がり「分をわきまえなさい。女のくせに生意気な!ちょっと失礼」と席を外した。寅子は口癖の「はて…」。三度目の正直もならずか。

 藤森はトレードマークのメガネなしで、エリートを好演。SNS上には「まさかの藤森さんw」「よりによってチャラ男「藤森さんのニューヨークの発音草」「藤森さん、安定の嫌なやつw」「この時代にもいたチャラい男を演じさせるのにピッタリ(笑)」「メガネかけたらチャラ男、外すとエリートみがある藤森慎吾」などの声。視聴者の笑いも誘い、反響を呼んだ。

 藤森は3月20日に放送された「もうすぐ!虎に翼」にもリポーター役で登場。本編出演、役柄・役名が事前に告知された。藤森の母校・明治大学に昭和4年(1929年)、女性のための法律学校が誕生し、三淵氏も通ったとあり、今作の法律考証を担当している法学部の村上一博教授にインタビューした。

 ■藤森慎吾コメント

 念願だった朝ドラの出演、しかも第1回に登場、嬉しすぎます!!役柄はニューヨーク帰りのエリートということで…カッコよく演じさせていただきました(笑)。伊藤さんはじめ現場の皆さんに温かく迎えてもらったので、楽しく撮影に参加できました。しかも主人公のモデルの三淵嘉子さんは、僕と同じ明治大学出身!寅ちゃんが今後どんな人生を歩んでいくのか、楽しみです!

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