吉木りさ　「リップ」への移籍を発表　マネジャーも共に　所属していた芸能事務所「フィット」破産で

吉木りさ
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　タレントの吉木りさ（36）が1日、自身のインスタグラムを更新し、「株式会社リップ」に移籍することを発表した。

　「この度吉木りさは、株式会社リップへ移籍することとなりました」と報告し「15歳からの私の人生を、常に優しく見守ってくださった前事務所の皆様には感謝してもしきれません」と、前事務所「フィット」に感謝をつづった。

　「そしてこんなにも急な出来事にも関わらず、快く移籍を受け入れてくださった株式会社リップの皆様、誠にありがとうございます。恩返しができるよう、長年歩んできたマネージャーと共により一層精進して参りたいと思います」と、マネジャー共々リップで世話になることを記した。

　ファンに対しては「そしてファンの皆様、ご心配をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。これからも私らしく、皆様の応援を糧に活動して参りたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」とメッセージを寄せた。

　所属していた芸能事務所「フィット」は、関連会社の「エンプロ」「ロジック」など含め3月22日付で東京地裁に破産手続き開始決定を受けたことが明らかになっていた。

　周囲によると、数カ月前から取引先や所属タレントへの支払いが延滞していたという。仕事した関係者は「経営悪化の理由は、タレントの育成や発掘がうまくいっていなかったことに加え、新型コロナウイルス下で仕事が激減したことが大きい」と指摘した。投資に失敗したという情報もある。

　吉木と同じ「フィット」に所属していた壇蜜は3月27日、文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」で事務所の破産に言及。「事務所がねぇ、吹っ飛んだ！あはは」と笑いながらも「つれぇ」と不安をにじませていた。