伊藤沙莉 「尊敬する母のように職人でいたい」 主演の朝ドラ「虎に翼」放送開始
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【牧 元一の孤人焦点】4月1日にスタートしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」に主演する俳優の伊藤沙莉(29)が東京・渋谷の同局内でインタビューに応じた。
──「朝ドラのヒロイン」という肩書には特別な響きがあります。ご自身としてはこの肩書にどんな印象を抱いているのでしょうか?
「自分では名乗れないな…というのはあります。気軽な会話の中でボケて『ヒロインがそんなことを言っちゃダメだよね』みたいなことは言えるかもしれませんが、真面目に『ヒロインです』とは言えません。やはり凄く重みがあります」
──やはり特別な感覚がありますか?
「ありますね。確実に人生で1回しかできないものじゃないですか。その1回に恵まれたのは幸せなことだと思いますし、例えば『美少女戦士セーラームーン』にあこがれるようなテイストなのかもしれません。自分がそこに立つことはないだろうと思っていた位置に今いるので、気を抜くとフワフワしてしまって、あれ?やらせていただいているんだ!という気持ちになることもあります」
──共演者の間では撮影現場の沙莉さんについて「地に足がついている」という評判もあります。沙莉さんは9歳の時から芝居をやっていて既に芸歴20年なので、それで地に足がついているのでしょうか?
「地に足をつけなきゃいけないと思っているわけではないし、そもそも地に足がついている状況がどんなものか私にはよく分からないんですけど(笑)、フワフワしていると思われたくない、調子に乗っていると思われたくないという気持ちはあります。ちゃんと現実が見えていた方がいろんなことを考えやすいし、いろんなことをやりやすい。私は母をとても尊敬しているので、自分ができているかどうかは別にして、意識としては母のように職人でいたいという思いがあります。注文されたことを私はどこまで実現できるのか?そういうことを現場で考えているので、そんなふうに見えるのかもしれません」
──先日の合同取材会で「この半年の撮影で人間的な成長があった気がする」とおっしゃっていました。具体的に自分のどんなところに成長を感じますか?
「感じた疑問をちゃんと議題として話し合える冷静さをこの現場で手に入れました。これまでは疑問が生じた時に感情をぶつけてしまう失敗がなくはなかったんです。でも、感情的になるのは良くないし、よく考えれば感情的になる必要もないんです。現場には良い作品を作りたいという同じ志の人たちが集まっていて、その各部署のプロの方々から提案があったならば、自分の意見を言いつつ、受け入れるところは受け入れていかないといけません。そんなふうに考えられるようになりました。大人になったなと思います」
──撮影スタッフとのコミュニケーションが以前より円滑にできるようになったということですか?
「私はもともと計算が苦手で、思ったことをパーンと言っちゃうタイプなんですけど、みんなが気分よく現場にいられることが一番だと思います。それを心がけつつ、おや?と思ったら、実際に『おや?』と言うようにしています(笑)」
──撮影はまだ半年続きます。半年後、自分はどうなっていると思いますか?
「今、本当に楽しくて、ずっとやっていたいなと思うんです。だから、撮影が終わってしまったら、これまでとはちょっとケタ違いの燃え尽き症候群になるんだろうなと思います。こんなに立て続けにお芝居をした経験がなくて、ちょっと過剰摂取な状態ではあるので、お芝居からしばらく離れたいと思うかもしれません。だから、少しのお休みを確保してもらっています(笑)。いずれにしても、この作品でさらに成長してパワーアップして前に進むことができたらいいなと思っています」
──お兄さん(お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介)には朝ドラのヒロインに決まったことを発表まで内緒にしていたそうですが、発表後にお兄さんは何か言っていましたか?
「会って話した時『もう何でもありだな』『どこまで行こうとしている?』みたいな感じで言っていました。最近はこちらの状況を伝えたりはしていませんが、ちょくちょく電話が来て、切り際に『頑張れよ』なんて言うので、珍しいテンションだな…と思っています(笑)」
──最後に、視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「私がどうこうというより、とにかく、この作品は見応えがあります。脚本を読んだ時も撮影している時もシンプルに、面白い!と感じるんです。毎朝15分、時間をお借りして見て頂いた時、確実に損はさせない作品、楽しんで頂ける作品になっていると思います。作品とキャラクター一人一人を楽しんで頂けたらうれしいです」
◇伊藤 沙莉(いとう・さいり)1994年5月4日生まれ、千葉県出身の29歳。2003年に子役としてデビュー。20年公開の映画「タイトル、拒絶」などに主演。21年に第63回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。
◆牧 元一(まき・もとかず) スポーツニッポン新聞社編集局文化社会部専門委員。テレビやラジオ、音楽、釣りなどを担当。
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