長嶋一茂 今年初のモーニングショー、岸田首相“事務的ミスの積み重ね”に「数千万円…とても思えない」

[ 2024年1月19日 10:32 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が19日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相が自民党岸田派(宏池会)を解散し、派閥事務所を廃止する意向を固めたことに言及した。

 岸田首相は、複数の同派幹部と18日に協議して判断した。東京地検特捜部が政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、岸田派の元会計責任者を立件する方針を固めたことが新たに判明し、対応を迫られた。派閥パーティー裏金問題が立件される安倍派(清和政策研究会)でも解散論が浮上した。特捜部は19日、安倍派の会計責任者と二階派(志帥会)の元会計責任者を在宅起訴するなど一斉に刑事処分する。

 首相は18日午前には「事務的なミスの積み重ねだと報告を受けている」と官邸で記者団に述べていたが、夜になり、岸田派解散について「検討している。政治の信頼回復に資するなら考えなければならない」と語った。他派閥に解散を求めるかどうかは明言を避けた。昨年12月まで岸田派会長を務めていたが、政治資金問題を踏まえて岸田派離脱を表明していた。

 一茂は、岸田首相が岸田派の3000万円の未記載について「事務的ミスの積み重ね」としたことについて「(会計責任者が)年間1000万円、3年間で3000万円間違えるとは、僕はとても思えない。そういうところの基本的な考え方をもう1回しっかりした方がいい。派閥が解消、解散されたから、今後良くなるがどうかは全く疑問です」と話した。

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