立川志らく 小泉今日子の発言めぐり「くだらない世界に命をかけている人も沢山いる」長文で持論展開

[ 2024年1月19日 09:43 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(60)が19日、自身のSNSを更新。女優の小泉今日子(57)の発言をめぐり、持論をつづった。

 小泉は「文芸春秋」の企画で有働由美子と対談。昨今のバラエティー番組について「絶対出たくないですね」「くだらないから」などと発言した。

 志らくは「キョンキョンがバラエティはくだらないから出演しないと言った。はっきり物事を言うその姿はかっこいい」と前置きし「でもね、『くだらないから出演しない』は看過出来ない。そのくだらない世界に命をかけている人も沢山いる」と持論を展開した。

 そして「ザコシが水曜日のダウンタウンで『ずっとお笑い芸人をやっていたいから。絶対手放したくない』と発言して視聴者の感動を得た。くだらないと言ったらあんなくだらない芸はないけど、私は大好きだし、その生き方に多くの人は感動した」と紹介。「落語だってくだらないよ。世の中にはなくてはならない仕事がある。医者とか食品関係とか警察とか。あってもなくてもいい仕事もある。芸術関係がそうだ。好きな人には絶対に必要。関係ない人にはどうでもいい。では落語は?なくてもなくてもいい仕事と言われている。落語ファンの数なんて人口の0.1%くらいだ。なくなったって世の中屁でもない。でもね、それに命をかけて、間がどうのこうの、リズムが、与太郎のギャグがなんてどうでもいいことに人生を賭けているのが落語家だし、それがかっこいいとと思っているし、それを応援してくれる人々が少なからずいる」と落語家としての矜持も記した。

 さらに「歌謡曲だって興味ない人からすればくだらないと言えばくだらないよ。私は昭和歌謡博士だから昔の歌は聴くが今の歌は、からきしわからない。でもその歌に元気づけられたりしている人が沢山いるんだ」とし「くだらなくて何故いけない。くだらないものだからこそ続いてきたんだし、素晴らしいんだ。なんてったってアイドルなんてモーツァルトに比べたらあんなくだらない歌はない。だから凄いんだ」と小泉の代表曲も例に挙げ、私見を記した。

 志らくは「ジャズだってロックだって当初は、クラシック音楽から見れば低俗だと言われた。でもグレンミラー、ビートルズがベートーベンやシューベルトより劣るのか?」ともつづり「おっと、また長くなった。ごめんね、キョンキョン」と長文で自身の考えを示した。

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