夏まゆみさん死去 柏木由紀、デビュー前の金言は今も胸に「その言葉で、覚悟を決めて全力を注ごうと」

[ 2023年7月6日 20:20 ]

夏まゆみさん(2013年撮影)
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 AKB48柏木由紀(31)が6日、自身のツイッターを更新し、がんのため6月21日に死去していたことが分かった振付師の夏まゆみさんを追悼した。

 夏さんの著書を手がけたビジネス社がこの日、「モーニング娘。、AKB48など300組以上のアイドルや芸能人を育てたダンスプロデューサー・夏まゆみ先生(享年61歳)が、6月21日にがんのためご逝去されました。治療と並行して書き上げ、本年上梓された作品が遺作となりました」と、夏さんの死去を報告した。

 2006年にAKB48に加入した柏木は、デビュー直前に夏さんにかけてもらった言葉を回想した。「秋葉原の劇場のステージは片足で登れるくらいの高さだけれど、この高さを登るってことがアイドルになる、プロになるってことなんだよ、と公演初日前に夏先生が涙ながらに教えてくださいました」。深みのある言葉に柏木は感銘を受け、「私はその言葉で、覚悟を決めてこのお仕事に自分の全力を注ごうと心に誓いました」と振り返った。

 AKB48はその後、国民的アイドルグループと呼ばれるほどの人気アイドルになり、NHK紅白歌合戦の常連に。「紅白歌合戦の際に久しぶりにお会いしたとき、『柏木よく頑張ってるなー!』と一言笑顔で声をかけてくださり、本当に嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています」とつづった。

 自身にプロ意識を教えてくれた夏さんに、柏木は「アイドルというお仕事への自覚、ステージに立つときの心構え、今でも自分の中で大切にしていることは夏先生が教えてくださったことばかりです。本当にありがとうございました」と、感謝の言葉を記した。

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