HKT運上弘菜が卒業発表　ファンへの優しいうそに涙「たくさん、皆さんにできない約束とか」

HKT48運上弘菜
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　HKT48運上弘菜（24）が5日、福岡市内の専用劇場で行われた劇場公演で、グループを卒業すると発表した。

　終演後には、自身のツイッターで「本日の公演にて卒業発表をさせていただきました。本当に本当にたくさんの暖かい応援に感謝でいっぱいです」と報告した。

　また、動画配信サービス「SHOWROOM」でも、あらためて心境を吐露した。「ファンの皆さんには、驚かせてしまうことになって申し訳ない気持ちでいっぱいです」と突然の発表をわびつつ、「7年間応援して下さった感謝でいっぱいです」と感謝も口にした。

　運上は2016年加入の4期生。元AKB48渡辺麻友さん似の王道アイドル的ルックスで人気を博し、20年発売のシングル曲「3―2」で自身初のセンターに。指原莉乃卒業後のグループの再出発に、大きな役割を果たした。北海道出身であることから、「博多の白い恋人」の異名で親しまれた。

　今年でデビュー7周年。「25歳を目前にして、このままでいいのかな？って考えることも去年くらいから増えまして、すごく悩みましたし、考えましたし、会社の皆さんとも本当にたくさん話し合いをして、決まった卒業でした」と、卒業までの葛藤を明かした。

　ファンからは最近、「卒業するの？」と心配の声も聞いたという。「ファンの皆さんの勘が鋭いのかな？“卒業するの？”って言われることがすごく多くて。“まだまだ卒業しないよ”ということを言ってしまっていたので、先日のオンライン握手会のイベントでも、たくさん、皆さんにできない約束とか…うそをついちゃったんですよ」。ファンへの申し訳なさから、目を潤ませ、「悲しくなっちゃった」とつぶやく場面もあった。

　秋には卒業コンサートを開催する予定を明かし、「最後の最後まで感謝を伝えて、HKTの力になれたらなって思います」と決意を口にした。