桂宮治 笑顔と明るさに隠した過去の自分 小学校時代は不登校も経験「顔色、機嫌をうかがったり」

[ 2023年5月11日 18:17 ]

桂宮治
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 落語家の桂宮治(46)が、11日放送の日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)のインタビューに答え、明るいキャラクターに隠された性格について打ち明けた。

 宮治は昨年1月から「笑点」(日曜後5・30)の大喜利メンバーに起用され、今年2月から加入した春風亭一之輔とともに番組に新風を吹き込んでいる。笑顔と明るいキャラクターですっかりお茶の間の人気者になったが、「いつも高座の上とかテレビの中で、元気でわーわーやっている、人付き合い上手で明るい人というイメージなんですけど、本当はちょっとそうじゃなくて、人に会うのが苦手で」と打ち明けた。

 小学生のころは、家を離れたくないがために不登校になったこともあるという。「友達だったり先生の顔色、機嫌をうかがったりとか、どうしてもしてしまう性格で、今もなんですけど」と自己分析。4月に出版した自叙伝のタイトルは「噺家 人嫌い」(扶桑社)で、自身の変えられない性格を表している。

 それでも、人に救われてきた人生でもあるといい、「人嫌いの私が、すてきな人たちにたくさん出会うことができて、その人たちにすごく助けていただいて、すごく引っ張り上げていただいて結局、今の自分があるんですよね」と、人との出会いに感謝した。

 インタビューには一之輔も一部参加。宮治について「すごく繊細だと思います。だからお客さんの気持ちを取り込んで笑わせることもできるし、相手の気持ちを察することができる。気を遣える男」と、普段の舌戦も忘れて評価した。その上で「もっと大きくドーンと構えて、ヘラヘラ笑っていればいいのに」とリクエストも口にした。2人での飲みの席でも同じような話をしているそうで、「“もっと大らかに生きていけばいいんじゃないかな。お前、一番頑張っているけど、もうちょっと力を抜けばもっと自分も楽になるし、お客さんもその分、楽しくなるから、今のお前の頑張りは”…って言って(宮治が)泣く」と、いつもの光景を説明。2人で笑い合っていた。

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