男女逆転「大奥2」岡本圭人ら主要キャスト発表 ネット衝撃「とりんとりん…!」「配役完璧すぎる」

[ 2023年5月11日 12:43 ]

今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」に出演が決まった(左から)田沼意次役・松下奈緒、松平定信役・安達祐実、伊兵衛役・岡本圭人
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 今年秋に放送される“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)「医療編」の新キャストが11日、番組公式ツイッターなどで発表され、アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の元メンバーで俳優の岡本圭人(30)が蘭学を学ぶ青年・伊兵衛役で出演することが明らかになった。岡本は時代劇初出演。原作ファン注目の田沼意次役を女優の松下奈緒(38)、松平定信役を女優の安達祐実(41)が演じることもそれぞれ発表された。ネット上では「配役が完璧すぎる」と、歓喜する声が続々と上がっている。

 放送毎にSNS上で話題を集めた「Season1」(全10話)は今年3月に完結。3月度ギャラクシー賞月間賞も受賞した。「Season2」のキャスト、平賀源内役の鈴木杏らは「Season1」最終回でサプライズ発表。新キャストに注目が集まっていた。

 岡本は2018年9月から活動を休止。米国の演劇学校に2年間留学し、20年7月に卒業。21年4月にグループを脱退し、ジャニーズ事務所所属のまま俳優業を中心に活躍している。今回演じるのは、廻船問屋の次男・伊兵衛役。大奥に入ってからは呉服の間で御針子となる。青沼(村雨辰剛)の教える蘭学の教室へ顔を出すようになり、少々向こう見ずだが人懐っこく、やがて青沼や黒木(玉置玲央)や青沼とも打ち解け、共に奇病「赤面疱瘡」の研究に取り組んでいく。

 11年の俳優デビューから約12年、今作が時代劇初挑戦となる。同局を通じたコメントで「『大奥』の世界の中で、一生懸命伊兵衛として生き、彼の持っている人間らしさや勇気を表現し、皆さまに何かを感じ取っていただけるよう、精いっぱい務め上げたいと思います。どうぞ楽しみにしていてくださいませ」と呼び掛けた。また、田沼意次役の松下奈緒は原作ファンだといい「田沼意次はどなたが演じるんだろうなぁと思っていましたら、このような機会を頂きとてもビックリしましたが、皆様が思う田沼意次像を大事に、私なりに演じたいと思います」と決意。松平定信役に決まった安達祐実は「久しぶりに時代劇に出演できることが嬉しく、更にそれが『大奥』であることがとても嬉しいです」とコメントを寄せた。

 ネット大注目の作品のキャスト決定に、ファンからは「圭人くんの大奥出演めちゃくちゃ嬉しい」「大奥シーズン2、キャスト良すぎだろ」「相変わらず配役完璧すぎる…」と、さまざまな声がツイッター上で上がっていた。

 また岡本は、第一作で出演していた「Hey!Say!JUMP」中島裕翔と“とりんとりん”コンビとしてファンに親しまれているとあって、「大奥とりんとりんじゃん!」「大奥どの時代もめっちゃ良かったし、ゆうとりんも出てたしそれにけいとりんがでるの感慨深すぎる」「圭人おめでとう!!大奥ゆうとりんからけいとりんへとりんとりんによるバトンリレーじゃん。エモい」「とりんとりんで嬉しい」と、大きな反響を呼んでいた。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などで知られる漫画家・よしなが氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に04年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。ジェンダー、権力、病など現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描き、全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は家光編から幕末・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などのヒット作を生み続ける森下佳子氏。

 「Season2」も引き続き、脚本は森下氏が執筆。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが奇妙な病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅へ立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

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