杉村太蔵　政治家のリーダーシップを食事の席で例える　岸田首相は「ファミレス」小池都知事は…

杉村太蔵
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　元衆院議員でタレントの杉村太蔵（43）が、10日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど」（水曜後11・17）に出演。政治家のリーダーシップを食事の席に例えて紹介した。

　杉村は「政治家って皆、ご飯連れて行くじゃないですか。そこでリーダーシップのタイプっていろいろあるなって」と政治家によって十人十色と語った。

　まず、「岸田さんってあんまり、リーダーシップなさそうに見えません？」と岸田文雄首相のリーダーシップの取り方を紹介。「皆でご飯食べに行きましょう。何食べたい？」となった時に「僕はラーメン食べたい」「僕はちょっとフレンチが食べたい」「僕はイタリアンが食べたい」と皆バラバラに意見すると「その時に岸田さんは何て言うかっていったら、“分かりました。皆でファミレスに行きましょう”って」と発言するだろうとした。「ファミレスに行けば、何でもとりあえずあるじゃないですか。だけどファミレスではないじゃないですか。でも“ファミレスは嫌だ”とは言えなくないですか？とりあえず断れない空気を作る。そうやってまとめるタイプですよね。決裂はさせない。すごい調整能力」と岸田流のリーダーシップを説明した。

　続いて「もう1人、面白いリーダーだなって思ったのが小池都知事ですよ」と小池百合子東京都知事のリーダーシップの取り方を紹介。岸田首相の時と同じように皆が食べたいものをバラバラに意見した場合、「“分かりました。じゃあエジプト料理食べに行きましょう”って」と言うとし「誰も食べたことないでしょ？エジプト料理って。“私食べれない”とか“行きたくない”とも言えないし、トリッキーなことを言って反対できない空気を作るのが小池さん。凄いテクニックですよ」と小池流のリーダーシップについても語った。

　また、「安倍（晋三）さんとか小泉（純一郎）さんはもうちょっとスタンダードで、“じゃあ、今日は日本一美味いフグを食わせてやる”って連れて行くわけ。こういう感じで強烈なリーダーシップで引っ張っていく」と歴代総理のリーダーシップについても紹介。その上で「ちょっと変態チックなのが菅さん。菅さんて絶対に皆で食べないんですよ。必ず1対1なの。1対1で飯食う。1時間とか1時間半、2人でじっくり話して、がっつり信頼関係を作ってやっていくタイプが菅さん。かなり異質なタイプ」と菅義偉元首相のタイプも説明し、MCのかまいたちら共演陣を納得させていた。