橋下徹氏 市長時代の警護車付きツーリングに私見「仕事はやるけど遊びも持たせてもらいたい」

[ 2023年4月29日 21:56 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が29日、ABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に生出演し、市長時代の余暇について明かした。

 この日は今月6日で大阪府知事を任期満了で退任し、政治家を引退した松井一郎氏をゲストに迎えてトーク。知事、市長に就任すると、家に防災無線を置かれることを明かした。

 プライベートをなげうって地方自治に務める首長。特に橋下氏は、市長報酬4割カット、退職金の廃止と、大ナタを振るったことで大きな話題になった。政治家時代は、松井氏との予定を急きょ、中止したことがあるという。「“行きましょうよ”って言ったやつ、変更した時ありましたよね?ツーリングだったか、何かに行く時に、“台風が近づいているからもうやめましょう”とか中止したり」。災害に備えての判断だった。

 2人のプライベートでの意外な接点に、進行役の「サバンナ」高橋茂雄は「仲ええな。ホンマ仲ええですね」と驚いていた。

 橋下氏の市長時代は、警護車付きでツーリングに行ったこともあったという。「僕は“松井さんとツーリングに行く”と、大阪で公にしていた。当然、批判があって、警護のSPが付いてくる。これ、税金の無駄使い(と言われた)。“何でそんな遊びに税金を使って、警察を連れて行って”と批判が来るんです」と振り返った。

 昨年の安倍晋三元首相の銃撃事件に続き、今月も岸田文雄首相の選挙演説会場に爆発物が投げ込まれる事件が起きた。橋下氏は「今、襲撃事件とかがあって、僕らも殺害予告とかもずっと毎日受けてたんで」と、警護の大事さを告白。「24時間、365日、仕事はやるけど、息抜きじゃないけど、遊びの時間というところも持たせてもらいたい。その時は守ってもらうためにも、ということで付いて来てもらった」と、当時のいきさつを説明した。

 警護車付きでのツーリングは、「車線変更はすっごくやりやすかった」という。「それは警護車が守ってくれるから」と理由を説明。「民間人になって、警護車いなくなったら、車線変更が怖くてしょうがない」とボヤいていた。

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2023年4月29日のニュース