河合優実 ロングランヒット2本で新人賞 今後は「リミッター外して」

[ 2022年2月24日 05:02 ]

第64回ブルーリボン賞

ブルーリボン賞新人賞の河合優実
Photo By スポニチ

 「由宇子の天秤」と「サマーフィルムにのって」。ともに小規模公開ながらロングランヒットとなった2作品で新人賞に輝いた河合優実(21)は「スタッフ、キャストが同じ方向を向いて作った思いが伝わって広がった。この2つでの受賞は喜ばしいことです」と感激に浸った。

 撮影時は18歳。両作とも高校生役だが、ひとつは塾講師の子供を妊娠して苦悩し、一方は最後の夏休みを映画作りに打ち込んだ。その後さらに経験を積み「(役を)追求していくと、知らない世界がこんなにもあるのかという新しい出合いが凄く楽しいです」と、映画の魅力はどんどんと増している。

 それでも「まだ自分の中にフタをしている感覚がある」と冷静に分析する一面も。「リミッターを外して飛び込んで、いろいろなことをやっていきたい。そうすれば選択肢も広がっていくと思う」と貪欲に将来を見据えていた。

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2022年2月24日のニュース