松原耕二キャスター 政府の新規入国一時停止措置に「もう1週間早く手を打てたのでは」

[ 2020年12月27日 11:56 ]

TBS社屋
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 TBSの松原耕二キャスターが27日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。政府が27日に、各国で広がっている新型コロナウイルスの変異種の国内侵入を防ぐため、全ての国・地域からの外国人の新規入国を今月28日から来年1月末までの間、一時停止すると発表したことについて言及した。

 政府は、11の国・地域との間で政府間で合意しているビジネス関係者らの往来は、引き続き認める方針。厚生労働省は26日に、英国から帰国した航空機パイロットの男性と家族の女性(いずれも東京在住)の変異種感染を確認したと発表。パイロットは空港検疫の対象外で、男性から女性にうつったとみられ、国内で人から人への変異種の感染が初めて明らかになった。25日には空港検疫で国内初感染が確認されていた。

 松原氏は「水際対策がいかに大事かっていうと、例えば武漢で感染者が確認されたら台湾はその日のうちに検疫を始めた。それで抑えている。日本も3月に欧州型っていうのが入ってきた。あの時に専門家の警告から入国禁止が10日間遅れた。当時の官邸のスタッフはあと1週間早く止めていればもしかしたら波が出来なかったかもしれないとまで言って悔いている」と指摘。

 その上で「今回の対応みていても、私はもう1週間早く手を打てたのではと思う。そういう意味で3月の教訓の1週間、今回の1週間、これが後にどう出るかっていうのがとても心配」と危惧した。

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2020年12月27日のニュース