【嵐 特別インタビュー8】来年以降のことよりも…最優先は「思い出をつくること」

[ 2020年12月27日 06:07 ]

笑顔を見せる嵐(撮影・会津 智海)
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 ――来年以降のビジョンは?

 櫻井「本当に自分一人でできることをできる範囲で(やる)ということでしかない。会見の時にも言ったかもしれないけど、嵐じゃないとできないこと、嵐じゃないと見られない夢はたぶんたくさんある。だから個人でやれることを精いっぱい、という感じ」

 ――報道番組で取材したいことは?

 櫻井「相対的に取材に行ける時間が増えるだろうから、取材できることの幅は広がっていくだろうなと思う。一方で僕は『news zero』だけでなく、いろんなお仕事をさせていただいている。時間的な変化はあるかもしれないけど、こういう仕事を目指したいというビジョンは具体的にはない」

 ――仕事以外は?

 櫻井「結構やることがいろいろある。気持ち的には目下、大みそかまでしか見えてないです」

 ――ほかのメンバーは来年以降のビジョンをどのように考える?

 二宮「本当にいただけるものと真摯(しんし)に向き合うことしかできないと思う。それに、31日の生配信と向き合ってる時に“21年のこれやあれがあるから”ということは正直見ている人たちには興味ないこと。だからとにかく気持ちよく思い出をきっちりつくることが最優先。(来年のことを考えるのは)それ以降かなとは思います。たくさん、というかほとんど嵐だったからこそいただいていたお仕事。一人になるわけではないけど、活動の範囲が一人分にしかならなくなる。そこからいただけるものに関してはさっき言ったように受けていきたいし、ちゃんと誠意を持っていきたい」

 松本「ちょっと僕は少しゆっくりしようと思っています。決まった定期的な仕事がないので、少しゆっくりしながら今後のことを考える。その中で自分が何をやりたいか、何を続けていきたいと思うのかを含め、充電させてもらってから動き始めようかなと思っている。自分のファンクラブのブログでは言いましたが引退するつもりはないですけど、こういうタイミングだからこそ一回、僕みたいな性格の人間は少し休みたいと思っています。だから良いアドバイスあれば、ぜひ(笑い)」

 相葉「僕もみんなと一緒になりますが、本当にできることを精いっぱい頑張るということですかね。レギュラーでいただいている個人の番組は引き続きやらせてもらうことは決まっている。ほかはあまり想像ができないというのが正直なところです。今は目の前のことを全力でやっている感じなので、(来年に)なってみないと分からないのかなと思う。どういう気持ちになるのかなと思ってます」

 大野「僕も何も決めてないですね。今考えても来年の気持ちは(嵐を)20年以上やってきたから想像できない。来年思ったことをやるんじゃないですかね」
(終わり)

 ◆大野 智(おおの・さとし)1980年(昭55)11月26日生まれ、東京都出身の40歳。94年入所。08年にTBS「魔王」で連続ドラマ初主演。主な代表作に「怪物くん」シリーズ、映画「忍びの国」。今年9月に3度目の個展「FREESTYLE 2020」を開催。嵐のリーダー。1メートル66、血液型A。
 ◆相葉 雅紀(あいば・まさき)1982年(昭57)12月24日生まれ、千葉県出身の38歳。96年入所。09年にテレビ朝日「マイガール」で連続ドラマ初主演。代表作にフジテレビ「ようこそ、わが家へ」。来年1月からフジテレビ「VS魂」の司会。1メートル75、血液型AB。
 ◆櫻井 翔(さくらい・しょう)1982年(昭57)1月25日生まれ、東京都出身の38歳。95年入所。04年3月に慶大卒業。06年10月に日本テレビ「news zero」のキャスターに就任。来年1月から日本テレビ「1億3000万人のSHOWチャンネル」の司会を務める。1メートル71、血液型A。
 ◆二宮 和也(にのみや・かずなり)1983年(昭58)6月17日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。06年「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画に出演。15年「母と暮せば」で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。日本テレビ「ニノさん」のMCを務める。1メートル67、血液型A。
 ◆松本 潤(まつもと・じゅん)1983年(昭58)8月30日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。01年日本テレビ「金田一少年の事件簿」で連続ドラマ初主演。代表作にTBS「花より男子」シリーズ、「99・9―刑事専門弁護士―」シリーズ。嵐のコンサートでは演出を担当。1メートル73、血液型A。
 

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