布袋寅泰 この時期に英国から単身帰国した理由を説明「自分の言葉を飲み込んで終わるのは悲しく、苦しい」

[ 2020年12月27日 19:45 ]

ロックミュージシャンの布袋寅泰
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 ギタリストの布袋寅泰(58)が27日、自身のインスタグラムを更新。新型コロナウイルス感染症の変異種が拡大している英国のロンドンから24日に帰国した理由を説明した。

 布袋は来年1月30、31日に日本武道館で予定されている40周年記念ライブの文字が入ったギターのピックの写真を投稿。「予期せぬ感染の急展開により当初予定していた航空便がキャンセルされ、発表されているコンサートがアーチスト本人の不在を理由にキャンセルとなる万が一の事態を避けるため、予定を早め規定に準じた形で単身帰国し、今後の推移を見て対応するという判断に、間違いはなかったと思っています」と思いを文字にした。

 ロンドンでは1月の公演実現に望みを託し「出来る限りの徹底した感染予防対策をとり、外出も人との接触もせず、黙々と家に篭り過ごしてきました」とし、「今後の感染拡大の推移によって、政府から新たな規制が発表されるかもしれません。その時は、我々はその判断に従うのみです。2020年はすべてのライブ活動を発表もできぬままキャンセルしました。先の見えない状況に迷い戸惑いながらも、少しでも多くの皆さんに音楽でエールを送りたいという想いはすべてのアーチストの共通の願いです」とつづった。

 日本政府は12月24日以降、英国からの新規入国を受け入れないことを決定。英国から帰国した人たちに対する検疫の再強化も実施している。ネット上ではなぜこの時期に帰国を?という声も上がったが、布袋は「『イギリス』というキーワードが毎日ニュースで繰り返される中、いろいろな考えや意見があるのは最もなことだし、受け止めるべきは受け止めます。本当に誰もにとって苦難だらけの2020年の終わりに、自分の言葉を飲み込んで終わるのは悲しく、苦しいので、一言お伝えしました」と、長文での投稿の理由を説明。

 「2週間の自己隔離期間が終わったら、念のために再検査も行うつもりです。1月のライブの実現を願っているのは僕だけではないことを信じたいと思います」としている。布袋は24日に帰国した際にはインスタグラムで「無事に帰国しました。PCR検査結果も陰性でした。ご心配いただいた皆さん、ありがとう。まずは2週間の自己隔離を徹底し、1月の武道館ライブに向け、しっかり準備します。会場で、そして配信で皆さんと会える日を心から楽しみにしています」と報告している。

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