柏木由紀が初のディナーショ―開催 “しぶとかわいい”パフォで魅了

[ 2020年12月27日 23:00 ]

ディナーショ―を開催した柏木由紀
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 AKB48の柏木由紀(29)が27日、初のディナーショ―となる「柏木由紀 寝ても覚めてもゆきりんワールド~ディナーショーでも夢中にさせちゃうぞっ~」を開催した。

 昼夜2回の公演では、ファンにはおなじみのソロ曲、AKB48のヒット曲に加えて、今回はカバー曲パートが設けられ、培った表現力と歌唱力を惜しみなく発揮した。

 1部ではディナーショーらしく赤いチェック柄のオフショルダーロングドレスで登場し、数々のアーティストがカバーしてきた石川ひとみの「まちぶせ」や、柏木がレジェンドとして敬愛する永遠のアイドル、松田聖子の名曲「あなたに逢いたくて~Missing You~」を披露。その後ゴージャスなシフォンドレスに着替え、センターを務めた「Green Flash」、AKB48のオーディションに合格し、上京した頃の心情を歌った「火山灰」など、これまでの歩みをなぞるような楽曲が続いた。

 2部では今井美樹の「PRIDE」を伸びやかに歌い上げた。ファンは歌声にうっとりと聞き入りながら、コロナウイルス対策のため掛け声や声援を送ることができない中、今回記念プレゼントとして配られたゆきりんだるまペンライトに想いを込めてエールを送っていた。

 今回はコロナウイルス感染拡大防止対策のため、客席まで降りることも見送りをすることも叶わなかったが、何かできることはないかと客用のメニュー表に1枚ずつ全て手書きで自筆サインを入れた柏木。「自宅でサインを入れて、前日までにホテルに宅急便で納品することになっていたんですが、宅急便の出し方が難しくて(笑)。おととい、自分でホテルニューオータニに直接持ってきて納品しました!」と柏木らしいほっこりするエピソードも披露。

 AKB48メンバーとしてデビューして13年を経て、来年は所属メンバーとして初の30代を迎える。現在も現役アイドルとしての熟練したパフォーマンスとトークでファンを魅了する姿は、あざとかわいいならぬ、“しぶとかわいい”ゆきりんワールド全開の一夜となった。

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