【嵐 特別インタビュー3】21年間、5人で一緒にやってこられた理由は…「絶妙な距離感」

[ 2020年12月27日 06:02 ]

笑顔を見せる嵐(撮影・会津 智海)
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 ――21年間5人で一緒にやってこられた理由は?

 松本「何ですかね。短期でも他のグループにトレードで入ったりした記憶があれば分かるけど、ないので…」

 二宮「あまり仲良くいようとも考えてこなかった。グループを組む前から自分たちの距離感がずっとあった人はあった。それでそのまま大人になっていっちゃった感じ。グループを抜けていく人たちが別に仲が悪いっていう人たちだけじゃなかったと思う。違う夢を途中で見つけた人もいるだろうし、仲良い悪いだけではグループの質量は量れない。でもなんか気付いたら21年たっていた、ありがたい環境だった」

 相葉「嵐のみんなが嵐のことを好き。だから、みんなのことも尊敬している。距離感の取り方が入り過ぎず引き過ぎず、という何とも言えない絶妙な距離感だなといつも思います」

 大野「よく他のグループで仕事終わって飯を食いに行くとか聞いたことあるんですけど、うちはそれもないしね」

 相葉「ないねえ」

 大野「確かに良い距離感だったのかなと」

 松本「そうだよね。Hey!Say!JUMPとかは仕事の現場終わってそのままご飯食べに行くとか」

 二宮「旅行に行くとか言ってたもんね」

 松本「(一緒に旅行なんて)いや、もう緊張しちゃう」

 二宮「そうそう、緊張しちゃう」

 松本「気を使っちゃう。行くんだったら行くで前もって言って準備しないと、なかなかみんな忙しいので行けないですね」

 ――ファンの皆さんもですが、嵐の皆さんは嵐が大好きなんですね。

 相葉「大事にしていると思います。だからこそ(活動休止という)今回の決定も、2年前に発表した、その何年も前からずっと話し合った。そして、みんなが覚悟と納得をして、この選択をしたと思う。ここでの会話が成り立ってなかったら、21年やってきたという結末にもならなかったと思う」
(4に続く)

 ◆大野 智(おおの・さとし)1980年(昭55)11月26日生まれ、東京都出身の40歳。94年入所。08年にTBS「魔王」で連続ドラマ初主演。主な代表作に「怪物くん」シリーズ、映画「忍びの国」。今年9月に3度目の個展「FREESTYLE 2020」を開催。嵐のリーダー。1メートル66、血液型A。
 ◆相葉 雅紀(あいば・まさき)1982年(昭57)12月24日生まれ、千葉県出身の38歳。96年入所。09年にテレビ朝日「マイガール」で連続ドラマ初主演。代表作にフジテレビ「ようこそ、わが家へ」。来年1月からフジテレビ「VS魂」の司会。1メートル75、血液型AB。
 ◆櫻井 翔(さくらい・しょう)1982年(昭57)1月25日生まれ、東京都出身の38歳。95年入所。04年3月に慶大卒業。06年10月に日本テレビ「news zero」のキャスターに就任。来年1月から日本テレビ「1億3000万人のSHOWチャンネル」の司会を務める。1メートル71、血液型A。
 ◆二宮 和也(にのみや・かずなり)1983年(昭58)6月17日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。06年「硫黄島からの手紙」でハリウッド映画に出演。15年「母と暮せば」で第39回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞。日本テレビ「ニノさん」のMCを務める。1メートル67、血液型A。
 ◆松本 潤(まつもと・じゅん)1983年(昭58)8月30日生まれ、東京都出身の37歳。96年入所。01年日本テレビ「金田一少年の事件簿」で連続ドラマ初主演。代表作にTBS「花より男子」シリーズ、「99・9―刑事専門弁護士―」シリーズ。嵐のコンサートでは演出を担当。1メートル73、血液型A。 

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